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ゲオの「完全ワイヤレスANCイヤホン」(GRFD-SWE500HT01)はアンダー5000のマストバイ

アイキャッチ

ゲオ公式オンラインショップより

最近ちょいちょいCMを見かけるようになってきたので、ゲオのアクティブノイズキャンセル対応完全ワイヤレスイヤホン(GRFD-SWE500HT01)の話。商品名表記がリリースされている資料によってブレがあるが、以降はHT01と表記する。

ec.geo-online.co.jp

元々は2021/2/24からゲオ公式のオンラインショップ、全国のゲオショップで順次取り扱いが始まっていたものだ。発売当初、3/31までの期間限定で4999円で販売するとしていたが結局4,999円で据え置きとなったようだ。

ベースモデルはQCY HT01

QCY HT01

QCYオフィシャルサイトの製品ページより

ゲオ自身が公式ニュースリリースで触れているが、この完全ワイヤレスイヤホンは中国のDongguan Hele Electronics Co., Ltdという企業のオーディオやパワーサプライなどのブランドであるQCYが販売していた「QCY HT01」という製品をゲオ専売で国内の流通に乗せた製品だ。QCYはグローバルで高いシェアを持つブランドで、ビルドクオリティなども一定の品質は保証されていると見ていい。

アンダー5000の価格帯ながらハイブリッド式のアクティブノイズキャンセリング、外音の取り込み(ヒアスルー)、耳への着脱感知、低遅延モード、バッテリーケースのQi対応と完全ワイヤレスイヤホンに欲しい機能が「全部盛り」なモデルで、モバイルOS向けのコンパニオンアプリまで提供されており、GRFD-SWE500HT01でもそのままQCYアプリを利用することが出来るようだ。

Bluetooth Audio SoCはAirohaのAB1552A

QCYはPIXARTのSoCを採用した製品が多い印象だったが、HT01ではMediatek系列のAiroha製SoCが採用されているようだ。傍受型の左右同時伝送に対応しているので、安定した通信品質が期待できるだろう。

アクティブノイズキャンセリングは専用のノイズキャンセリングプロセッサではなくAB1552Aが提供するSoCに統合されている機能で、フィードフォワードとフィードバックのハイブリッド。専用のノイズキャンセリングプロセッサーをペアリングしたより高価な価格帯の製品にはノイズキャンセルの性能で劣るだろうが、フィードフォワードオンリーのアクティブノイズキャンセリングより「効き」は強いだろう。同じAB1552Aを搭載したTaoTronicsのSoundLiberty 94を試聴したことがあるが、価格以上の性能があるのは間違いない。

ニュースリリースに左右独立接続を行うと記載されていたが、この書き方は個人的には不適当であると思う。HT01が対応しているのは傍受型の左右同時伝送であって、左右が独立した無線区間を持つ訳ではない。まあ、ゲオは音響や通信の企業ではないので、輸入製品のローカライズにおいて適切な用語選択をしろというのは難しい話だと思うが。

傍受型の左右同時伝送とは

送信側機器に対して片側のイヤホンを「マスター」として接続した後に、「スレーブ」側イヤホンにマスターとは左右反対側の信号を傍受させる接続技術。これを左右同時伝送と呼んでいる。これによって通信の遅延は低減され、安定性も向上が見込める。

アンダー5000で製品を探すなら現状ではマストバイ

グローバルでトップメーカーの製品を国内の大手企業が流通に乗せた「身元」のはっきりした製品で、アンダー5000ながら左右同時伝送だけでなくハイブリッドANCなどの機能が全部盛りな贅沢仕様は現状ではオンリーワンの製品だ。

ケチをつけるなら、チップが1世代前ものもので再生時間がちょっと短いかなというのと、ハイレゾ相当の高音質コーデックに非対応くらいのもので、これ以上を追い求めるならばもっと価格帯が上の製品を探したほうがいい。そもそも、Bluetooth 送信機がiPhoneやiPadであるならCD音質相当のAACが最上位となる。

ゲオの専売製品ということでアフィリエイト収益を目的としたメディアでは触れられることが少ないように見えるが、予算5000円以内で完全ワイヤレスイヤホンを探しているなら現時点ではHT01を購入してしまってまず間違いがないと思う。

iPhoneやiPadでは高音質コーデックは利用できない

外付けのUSB-DAC(ヘッドホンアンプ)やBluetooth オーディオトランスミッターを使用する場合を別として、基本的にiPhoneやiPadでは高音質の音源をなるべく劣化させずに再生する方法に対応していません。

Bluetooth オーディオ再生の場合、iPhoneはコーデックの違いに関わらず最大44.1kHz/16bit(CD品質相当)どまり。実際には、通知音のミキシングなどで再エンコードされることによって、音質はさらに劣化します。だから、iPhoneやiPadと完全ワイヤレスイヤホンをペアリングして使用する場合、対応コーデックはAACさえあれば十分ということです。

参考・関連リンク

【新品】【GR】完全ワイヤレスANCイヤホン SWE−HT01 BG/ゲオ,アクティブノイズキャンセリング

期間限定4,999円!騒音を減少させるANC機能搭載イヤホンが登場!ゲオ限定「アクティブノイズキャンセル完全ワイヤレスイヤホン」を販売2021年2月4日(木)から順次取り扱い開始 | 株式会社ゲオホールディングス

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