hikkie

気になる新製品情報やレビュー、ネットショッピング体験記、PCとモバイルのトピックス。

今日の気になる新製品│SOUNDPEATS Mini

※当サイトは収益化の手段としてGoogle AdsenseやAmazon アソシエイトなどの各種アフィリエイト広告を利用しています。

SOUNDPEATSが完全ワイヤレスイヤフォン新製品「Mini」を、本日8月6日に発売する。価格は4580円。カラーはブラックとホワイトの2色。

Miniの名を冠する通り、小型・軽量モデルで重さはイヤホン片側単体で約4.2g、充電ケースが約24.2g。両方を合わせても約32.6g。イヤホンは人間工学に基づいたデザインで快適な装着感を実現しており、長時間の使用でも疲れないという。

スペックシート

公式サイトのスペック詳細よりスクリーンショット。搭載しているSoCを基本的に明示しているのはSOUNDPEATSが良心的なところだと思う。Ankerとかは基本隠すし。

チップセットとしてAirohaのAB1562Mを搭載ということで、AB1562Aは同じくSOUNDPEATSのT2やTaotronicsのSoundLiberty Pro P10が搭載しているということを以前の記事で触れたことがあるが、知らん人からしたら振られたアルファベットが一文字違うだけでなにが違うのかさっぱり分からないと思う。そもそもチップセットってなに?って人のほうが圧倒的に多いだろうが。

結論から言えば、AB1562Aは標準でハイブリッドANC(アクティブノイズキャンセリング)機能を提供するチップセットで、AB1562Mは標準でのANC機能をオミットしたチップセットとなる。組み込みのフラッシュメモリが1562Mの方が大きいとAirohaのカタログには記載されているが、これは別途ノイズキャンセリングプロセッサーをペアリングした製品を提供する場合、ファームウェアが肥大化する可能性に備えてのものだと思われる。(多分)傍受型の左右同時伝送技術MCSyncに対応しているのは変わらないので接続性・通信の安定性において大きな技術的差異はないだろう。

※左右同時伝送って?

ちなみにAirohaのAB1562ファミリは1562Aと1562Mの他に1562Fというバリエーションもある。ANCがハイブリッドでなく、フィードフォワードオンリーで効きが悪く、価格の面でも1562A搭載機種が5000円で買えてしまうために、採用している完全ワイヤレスイヤホンを見たことないのだが。

AIノイズキャンセリングの説明

公式サイトの製品ページよりスクリーンショット

SOUNDPEATS Miniの公式製品ページやAmazonの商品ページを見るとAIノイズキャンセリングの対応を謳っていて、ノイズキャンセリングに対応しているんじゃないのかと思われるかもしれないが、これはイヤホンを使用した通話時に相手の音声に含まれるノイズを低減する機能で、一般にノイズキャンセリングと言われて想像するだろう音楽・音声視聴時にノイズを取り除くアクティブノイズキャンセリングとは別物なので注意が必要だ。

ちなみに、SOUNDPEATSは8月11日までの期間限定で完全ワイヤレスイヤホンなどが最大15%オフになるお買い物マラソンに合わせたキャンペーンを楽天で行っているようだ。まあ、個人的にはこの価格ならT2を買うかな、という感じだが。T2もキャンペーンの対象になっているようだしね。

参考・関連リンク

【公式】SOUNDPEATS Audio サウンドピーツオーディオ機器 | MINI

達發科技股份有限公司(Airoha Technology Corp.)

管理人のおすすめ記事

hikkie.hatenablog.jp