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今日の気になる新製品│Anker Soundcore Life P3

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アンカー・ジャパンが、独自のアクティブノイズキャンセリング技術を搭載した完全ワイヤレスイヤフォンの新モデルSoundcore Life P3を12日に発売した。価格はブラックが8,990円、オフホワイト/ネイビー/ライトブルー/コーラルレッドが9,990円。

Amazonで通常価格よりも20%OFFになる台数限定の初回セールを実施しているようだ。ブラックは7,192円、オフホワイト/ネイビー/コーラルレッド/ライトブルーは7,992円で販売している。(8/12現在)

1万円を切る手頃な価格ながら独自のウルトラノイズキャンセリング機能を搭載し、コンパニオンアプリの提供されるモバイルOSではゲーミングモードやイヤホンを探す機能にも対応する。

基本的にAnkerは搭載しているチップセットを非公開としていて、認証機関の情報などは確認はしていないが、Bluetoothのバージョン、価格、電池持ち、対応しているコーデックや提供されている機能から推測するにBestechnicのBES2300を採用しているのだと考えられる。(たぶん。)

BES2300は傍受型の左右同時伝送技術Low-band Bluetooth Retransmission Technology(LBRT)をサポートし、3000円を切るような安価な製品からGoogleのPixel budsのようなプレミアム寄りの製品までに採用がある。ウルトラノイズキャンセリングは自称、Ankerの独自技術らしいので自社設計のノイズキャンセリングプロセッサをペアリングしているんだろう。BES2300は1チップソリューションで必要な機能をすべて提供するというよりは各種センサをペアリングして機能を拡張する柔軟性に優れたチップセットだ。あえて難点を上げるとすれば、最新のBluetoothコアバージョン、BT5.2に非対応で今後投入される新しいオーディオ再生規格、Bluetooth LE Audio-readyなチップセットではないことだろうか。と言っても完全ワイヤレスイヤホンはリチウムイオン電池で駆動している以上寿命製品となるので、バッテリがへこたれてから対応製品が出回ってきているだろうLE Audio対応機器に買い換えるくらいでちょうどいいだろうが。

最近はアンダー1万にも色々ANC対応完全ワイヤレスイヤホンが増えてきたが、他社と比較してAnkerの完全ワイヤレスイヤホンの良いところはコンパニオンアプリの作り込みだ。SOUNDPEATSやTaoTronics、AUKEY、MpowなんかのEC中華勢はコンパニオンアプリの提供がない。アプリ内ナビゲーションからノイズキャンセリングの強さを調整したりゲームモードを有効にしたり出来ないので、スマートフォンとの連携で劣る。まあ、コンパニオンアプリで色々出来るということはコンパニオンアプリの提供がない端末とペアリングしたとき使えない機能が出てくるということでもあるが。

なんにせよ、アンダー1万円で著名な(そして、Amazon追放刑を喰らっていない)メーカーのANC対応完全ワイヤレスイヤホンが購入出来るということは喜ばしいことだ。あと、ちょっと高くなるけど黒以外のカラーバリエーションがあるのがうれしい。

参考・関連リンク

日常使いに最適なSoundcore Life Pシリーズの完全ワイヤレスイヤホンが進化! ウルトラノイズキャンセリング搭載の多機能モデル「S – Anker Japan公式サイト

Soundcore Life P3 | 完全ワイヤレスイヤホンの製品情報 – Anker Japan公式サイト

恒玄科技(Bestechnic)—Leading Supplier of Smart Audio SoC

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