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Amazonで買ったあやしい製品レビュー│SIKAI 卓上マグネットクレードル

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別にタイムセール価格になっていたとか言うわけではないのだが、Amazonで卓上スマホスタンドを購入した。購入時価格は1559円だった。購入時はAmazon発送だったが、今見るとAmazon発送ではなくなっていて、追加で送料がかかるようだ。

Qiではなく、マグネットのコネクタを備え付け、USBポートから充電出来るスマホスタンドだ。類似製品の国内流通はとても少ないが、似たようなものをサンワサプライが販売している。

SIKAIとは

SIKAIジャパンの出品者ページを見ると、中国浙江省杭州市に住所を置くセラーのようです。シカイではなくサイカイと読むのかな。Amazon.jpでは出店規模が小さいですがAliExpressにはSIKAICASEの名前で出店していて、モバイルデバイスのケースや充電ケーブルなどのアクセサリなどを販売しているよう。SIKAICASEのオフィシャルサイトを見るに、HangKai Technology(ハンカイ テクノロジー)なる企業のデジタル製品アクセサリブランドという位置付けのようだ。

パッケージ

パッケージ表
パッケージ裏
パッケージ側面
パッケージ側面

内容物

内容物一覧
フィルムを剥がした内容物
ドロイドくんは内容物ではありません。

筐体の質感

プラスチック丸出しの安っぽい質感ですが、価格から考えたら当然でしょう。プラ材はあからさまにバリが残っていたけど、はめ込んだら見えない部分だったので設計の段階で一応考えられてそう。スタンド部分は2つの爪をはめこんで固定しますが、差し込むのが硬いので折ってしまいそうでちょっと怖い。コネクタはゆるすぎたり、硬すぎたりということはなく、とりあえず問題なさげ。

丸形PSE表示はなし

クレードル基部の認証表示

日本国内の電化製品のほとんどで刻印されているPSEマークがありません。といってもACアダプターを持たないUSB充電製品はPSEの取得義務はなく、こいつはUSBを延長・変換してマグネットコネクタを経由してスマートフォンに充電する製品です。リチウムイオン電池も搭載していませんし、たぶん取得義務はないと思われます。

USB-PD 18Wに対応

入力ポート
マグネットコネクタ基部
マグネットコネクタ

For Xiaomiを購入したのだが、入力も出力もType-Cだった。マニュアルを確認するとマグネット充電のアウトプットはアダプターに依存するとの表記があり、Belkinの18W PD充電器でクレードルに給電を行い、Pixel 3aで確認すると急速充電表示が出たので、たぶんPD 18Wには対応していると思われる。オフィシャルサイトなどで確認する限り、マグネットコネクタの世代は11世代ということなので最大PD 100Wに対応するとしているSIKAI 第11世代マグネット式 Type-Cケーブルと同じコネクタを使用しているのだろう。製品説明にMax 3Aおよびクレードルに22Vの表記があり、for Xiaomiということでシャオミ独自の65~67Wあたりの急速充電に対応している…のかもしれない。正直、USB-IFの規格から外れたメーカー独自の実装はそこまで把握していない。

おそらくはこれももっと上流が強ければ大電流を流せるのだろうが、そんな大電力の入力に対応しているスマートフォンは手元にないし、間にテスターを噛ませるとテスターのコネクタにテンションがかかりすぎて折れそうなのでそこまで詳しく調べる気はない。だいいち怖い。

サンワサプライの類似品との比較

製品自体がやや古く12W(Apple独自の5V2.4Aの)止まり、入力がMicro-bのサンワと比べて、Type-Cに切り替わっていること、USB-PDに対応していること、価格的に安価なところは優れていると言っていいと思います。

説明書

複数の製品のマニュアルをひとまとめにしているらしく、別製品の説明まで記載されている。しかも英語と中国語のみ。

充電状態のLED表示などはない他、マニュアルには日本語記載もまったくないし、Amazonや楽天などの規制ガバガバ第三者販売を行っているECモールでしか取り扱いがないのが不安材料となるでしょうか。まあ、どうしてもUSB-PDに対応しているマグネットクレードルが欲しいんじゃあ〜!って人以外はサンワサプライの製品のほうが無難でしょう。

参考・関連リンク

sikaicase

SIKAIジャパン@Amazon.co.jp(ストアフロント)

Amazon.co.jpでの電気用品の出品について - Amazonセラーセントラル

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