※発売前に書いたもので内容が古かったので全体的に書き直しました。
私はスマートフォンを落としたりしないし、液晶画面を割ったことはないという人はいるだろう。実際、僕もスマートフォンの液晶画面を割ったことというのはない。ただ、一応リセール時に端末がなるべく美観を保っていたほうがいいだろうということもあって、常にディスプレイ保護フィルムとケースは利用し続けている。
Pixel 5aのケースを選ぶ
Google ストアでGoogle純正のポリカーボネート製ケースが販売されている。Googleのデザインラインに沿ったカラフルで丸みを帯びたデザインに、Gの刻印が魅力的だ。
ただ、サードパーティのケースよりちょっと値が張るし、一通りECサイトを見て良さげなものがないか確認してからでも遅くはないだろう。ソフトバンクモバイルでもフィルムやケースなどの取り扱いがあるようだ。
発売からしばらく経ち、Amazonや楽天以外の家電量販系ECサイトでもケースやフィルムの取り扱いが始まっているようだ。レイ・アウトとかエムエスプロダクトとかのそれなりに名前を聞くメーカーの製品も増えた。
以前所有していたPixel 3aではSpigenのラギッド・アーマー(TPUケース)を使用していた。背面のすり切れはそこそこ目立つが、手触りがよく、フィット感が高いので気に入っていた。
Pixel 5a (5G)も既にSpigenのケースがラインナップされていたので、今回もSpigenのラギッド・アーマーを購入した。Pixel 3aの時にはなかったサイドの彫り加工が追加されていて、手から滑りにくくなっている。寸法精度に問題はない。
僕が購入した時、バンパータイプの製品はラインナップされていなかったと思うのだが、4k動画の撮影とかヘビーなゲーム利用時に発熱が気になるとかだと、バンパータイプのケースを利用したほうが放熱性は高いと思う。4k動画の撮影はどの機種でもそんな感じだが、熱ダレによる撮影停止がつきものだ。
SpigenのPixel 5a (5G)向けケース
ポリカーボネートとは
堅く、丈夫なプラスチック素材のひとつ。
TPUと比べると柔軟性や耐衝撃性に乏しく、落下時破損の可能性は高い。ただしガラスよりはずっと強い。
寸法精度に優れた製品を作り出しやすく、精度が高く、形状の安定した製品を量産したい場合に使用される。薄く、軽くしたい場合にも優れる。
表面硬度はさほど高くなく、傷はつきやすい。有機溶剤やアルカリ性に弱く、アルカリ性の洗剤などが付着したまま放置すると割れたりすることがある。
TPUとは
ウレタンゴム、ウレタン樹脂と呼ばれることもある、熱可塑性ポリウレタンというプラスチック素材のひとつ。ゴムのように柔軟性に富み、耐衝撃性にも優れるとされています。一方で熱には弱く、化学薬品への耐性にも乏しい。紫外線で黄色く変色するのでとくにクリアタイプは変色が目立ちます。にじみや白い変色が出ることがあるが、そういうときはアルコールで拭えばいい。
Pixel 5a (5G)のフィルムを選ぶ
問題は画面用のフィルムだ。Google ストアにZAGGのガラスフィルムの商品ページがあるが、在庫があった時期がなく、どうも日本のストアでの取り扱いはないのかもしれない。
ついでに言うと僕は非光沢のPETフィルムの方が好きだ。ガラスの上に保護目的でガラスを貼るというのもなんだか狐につままれたような気になる。ガラスフィルム自体はSpigenからもリリースされている。
Pixel 3aの時はラスタバナナの非光沢・防指紋フィルムを使用していたが、発売からしばらく経ってもラスタバナナのPixel 5a (5G)向け商品はなく、取り扱う気がないのだろう。販路が狭く、販売数の少ないマイナー端末の悲しき現実である。
けっきょく、ミヤビックスのアンチグレアPETフィルムを購入した。寸法精度などにとくに問題はない。ただ、貼り付けガイドなどがない簡素なものなので、貼り付けに神経を使った。
PET(ポリエチレンテレフタレート)とは
ペットボトルのペット(PET)です。強度が高く、平滑性が高く、ムラが出来にくく、耐熱性が高く、溶剤に対する耐性も高いです。
ただし、フィルム素材としては柔軟性が低く、側面にカーブがあるものだとフィルムの端が浮きやすくなることがあります。もっとも、ガラスと比較すればより柔軟です。
耐候性はガラスより低いですが、通常のモバイルデバイスの利用で問題となることはあまりないと思われます。貼り付け時に気泡が入りやすいとされています。
参考・関連リンク
SpigenのPixel 5a (5G)向け製品ページ(Amazon)