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ChromeOSに安定版(Stable)アップデート v96.0.4664.77│ChromeOS 96へメジャーバージョンアップ

Chromeの新機能

Googleが米国時間で11月30日、サポートの継続しているほとんどのChromeOSデバイスに最新のStable チャンネルアップデートをリリースした。

ということで、私物のChromebook ASUS Detachable CM3(32bit版ChromeOS)に適用。ChromeOSのアップデートは、設定の「ChromeOSについて」から可能。

v94.0.4606.124からv96.0.4664.77にアップデートされた。更新開始から再起動、CPU使用率が落ち着くまで10分ほど。再起動直後に普段よりつっかかりを感じた。

Chrome 95をスキップしてChromeOS 96へ

Stable Chromeの更新期間は6週間から4週間に変更された。デスクトップやモバイル向けChromeはChrome 95よりリリースサイクルの短縮、延長版のExtended Stableチャネルが始動していたが、ChromeOSの場合はChromeOS 96よりサイクルの短縮が適用される。変更にともなうリリース期間調整の影響で、ChromeOS 95はスキップされた。

Chrome 95および96の新機能

Chrome 95のハイライト

  • FTPサポートの完全な削除
  • Secure Payment Confirmationのサポート。WebAuthnを利用してオンライン支払いの認証をより簡便、安全に
  • WebAssembly Exception Handlingのサポート。WebAssembly内で例外を投げたり、キャッチできるようにする開発者向け機能

その他、脆弱性の修正に加えてWebアプリ上でカラーピッカーを実装するためのEyeDropperなどの複数のAPIが実装されている。

Chrome96のハイライト

バックフォワードキャッシュの設定

モバイルに先行投入されていたバックフォワードキャッシュのデスクトップ版 / ChromeOSへの導入。バックフォワードキャッシュは、一度訪問したWebページの完全なコピーをメモリ上に保存しておくことで、戻るボタンなどによって再び同じページに遷移した際に極めて高速に表示できるという技術。

バックフォワードキャッシュの有効 / 無効の切り替えは、「chrome://flags/#back-forward-cache」の切り替えで行うことができる。デフォルトではサイトをまたいだページ移動でのみ有効になっている。

このフラグを「Enabled same-site support」に切り替えることで、同じサイト内の移動でも有効となる。同様に、すべてのページを強制的にキャッシュする設定も用意されている。ただし、これらの設定はあくまで試験的な実装となる。

デベロッパーツールにプレビュー版の「CSS Overview」パネルやモバイル環境の自動ダークテーマ(Auto Dark Theme)のエミュレーション機能が導入されている。それから、PNGをクリップボードにコピーしたとき、メタデータを削除せずに保持するようになった。DNSがHTTPSレコードに対応しているとき、常にHTTPS経由でWebサイトに接続する機能も追加されている。

CSSではパスワードなどの自動入力を行う際の挙動を指定する「autofill」疑似クラス(:-webkit-autofill)、フォントファミリーにグリフがないときにUAが斜字・太字などを合成できるか制御する「font-synthesis」プロパティが導入される。

その他、脆弱性の修正に加えて新しい試験機能フラグの追加、Origin Trialsにタブやウィンドウをキャプチャして共有する際の、フォーカスの扱いを改善するConditional Focus、リソースを読み込むタグで優先度を指定し、読み込み順序を最適化するPriority Hintsが追加されている。

ChromeOSとはまったく関係ないが、Android 5.0 LollipopのサポートがChrome 95で打ち切られLollipop以前の環境へはリリースされなくなった。

参考・関連リンク

chromereleases.googleblog.com

blog.chromium.org