3月29日の時点でGoogle Japanがアナウンスしていたことだが、実際に「Google Pay」アプリが「Google ウォレット」にリニューアルされているのを手元のPixel 6aで確認した。数週間以内に順次展開するとされていて、Google Play上の端末の自動更新がオンになっていれば、自動的にアップデートされる。
Google ウォレットとAndroid Payあらため、Google Payあらため、やっぱりGoogle ウォレットとGoogle Payです
もともとGoogleが提供していた決済サービスおよびデジタルウォレットはWeb上では「Google ウォレット」、Androidアプリとしては「Android Pay」と異なる名称で提供されていたのが2018年に「Google Pay」へと統一された。それが今回、デジタルウォレットとしての機能を提供するアプリが「Google ウォレット」に名前が変更される。支払いサービスとしての機能は相変わらず「Google Pay」の名称が使われることになる。たいへんややこしいですね。
具体的にどう変わった?
これまでのGoogle Payアプリは画面下部に[ホーム]、[支払い]、[パス]の3つのタブが存在しページが分割されていたのがシングルページに登録されているカード類の情報がまとめて表示されるように変わりました。
一方でGoogle アカウントには支払い情報として保存されているけどタッチ決済や電子マネーとして利用出来ないクレジットカード、Google Playの残高が表示されなくなっているようです。Google Playの残高すぐに見たいときは現状だとGoogle アンケートアプリを起動するのが一番早いです。
電子マネーとして登録されていたカード類はそのまま利用することが出来るので安心してください。不安ならどっかのセルフレジで機能するのを確認してみてもいいと思います。
個人的に一番嬉しいのがGoogle Payアプリ時代に非対応だったテーマアイコン機能に対応したこと。Google系アプリと並べたときに違和感すごかったんだよね。
すぐにアップデートしたい場合は
SuicaやPasmoといった交通系ICのチャージにGoogle Payを利用しているなどで、いざという時にアプリ初回起動時のガイダンスが表示されたりして慌てないために時間のあるときにアップデートを済ませて確認しておきたい、といった場合は、
- 「Google Play ストア」、「Google Play 開発者サービス」、「Google Pay」、「ダウンロード」、「ダウンロード マネージャー」のストレージを消去する(同期を切ってなければアカウントからすぐ復元出来るはずですがアプリで設定した内容は消えます。)
- 端末を再起動する
- 電源アダプターおよび定額制のWi-Fiネットワークに接続した状態で放置する
などといった方法でアップデートを促せるはずです。アプリはシステムアプリに分類されるものも含まれます。
参考/関連リンク
Google Japan Blog: Google Pay アプリが Google ウォレット に
Google ウォレット - 速くて安全なデジタル ウォレット (Google ウォレット公式)
Google Pay(日本)– ポイントも支払いもこれ 1 つで (Google Pay公式)