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急にRakuten Hand 5Gが欲しくなって1円(と月額1078円)キャンペーンに申し込んだの巻

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rakuten hand 5g

5月6日現在、楽天モバイル公式ウェブでRakuten Hand 5G / Rakuten WiFi Pocket 1円キャンペーンが開催されている。

キャンペーンページによると、キャンペーン期間はWeb:2023年4月14日(金)09:00~終了日時未定 / ショップ:2023年4月14日(金)開店~終了日時未定となっている。Rakuten Hand 5Gは2022年の2月14日に発売された型落ちの機種で、おそらく在庫を吐き出しきったら終売と言うことになるのではないだろうか。

楽天モバイルオリジナル端末はRakuten miniを皮切にRakuten BIG、Rakuten Hand、Rakuten BIG s、Rakuten Hand 5Gと展開があったが既にRakuten Hand 5G以外の機種は終売。miniやBIGのラインは新製品の展開もなく、Handも新製品の展開はない可能性が高い。というか、楽天モバイルオリジナルスマートフォンの展開自体が終息するのではないかと疑っている。ポケットWi-Fi端末とかは出すかもしれないが。

主な仕様

機種名:Rakuten Hand 5G
重さ:約134g
OS:Android 11
SoC:Snapdragon 480
Wi-Fi:Wi-Fi 5
Bluetooth:5.1
ディスプレイ:約5.1インチ AMOLED / HD+ 1520x720
RAM / ストレージ:4GB / 128GB
バッテリー容量:2,630mAh
生体認証:顔・指紋
おサイフケータイ:対応
5G対応周波数:n77(3.8GHz)
4G(LTE)対応周波数:1,2,3,4,5,7,8,12,17,18,19,26,28,38,40,41,42

ドコモ系のプラチナバンド(1,3,19,28)、KDDI系のプラチナバンド(1,18,26,28)、ソフトバンク系のプラチナバンド(1,3,8,28)を網羅しているためeSIMさえ利用出来るならどこに持ち出しても利用は可能と思われる。キャリアアグリゲーションによる高速通信も機能する。

eSIM専用端末のためSIMスロット/MicroSDカードスロットはない。イヤホンジャックも非搭載。前機種のRakuten Handは対応していたようだがaptX Adaptiveにも非対応でハイレゾ相当でオーディオを出力したい場合LDACを使用する必要がある。

受託製造を執り行っているのは深センのTinno Mobile。楽天モバイルオリジナル端末は他にZTE(Rakuten BIG)やYulong Computer Telecommunication Scientific(Rakuten BIG s)にも製造が委託されていた。

公式の仕様でCPUがオクタコア 2.2GHz + 2.0GHz + 1.9GHz + 1.8GHzと言う表記があるが、Snapdragon 480はCortex-A76のbigコアが2.0GHz x2にCortex-A55のlittleコアが1.8GHz x6の構成なので誤った表記だと思われる。製品ページが出来た頃からずっとこのまま間違い続けている。

1円+1078円でRakuten Hand 5G ホワイトを購入

パッケージ

もう手に入らなくなるかも、と思うと欲しくなるのが人情である。前機種であるRakuten Handはキャンペーンでタダで貰って手放してしまったのだが、けっきょく1円キャンペーンを利用してあらためて購入してしまった。

機種代金は1円だが、現在の楽天モバイルは月額に最低で税込み1078円かかる。ついでに、ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料が2円と1円。楽天モバイル自体は当月中に解約してしまうつもりなので、合計1082円。

同梱物

無くても別に困らないだろうが、充電器は同梱されていない。

パッケージには付属品として充電用のA to C USBケーブルとUSB-C - 3.5mm アダプター(USBポートをイヤホンジャックに変換するやつね)が同梱されている。この3.5mm アダプターはDACが内蔵されていないらしく、手持ちのPixel 6aに接続するとオーディオの出力は出来なかった。

Rakuten Handが良いっていうか、裸で使うスマホってやっぱ良いよね。

本当はゴールデンウィーク前に端末を入手して家族が遠出をするのにpovo2.0のeSIMをアクティベートしてテザリング用に貸与するつもりだったのだが、申込みが殺到しているらしく黄金週間の中日に届くことになった。

楽天モバイルの開通作業を済ませ手慰みに触っていたのだが、チップセットがエントリーのSnapdragon 480でも動作に大きなストレスを感じることもなく、最近のエントリーは随分快適になったものだと感慨にふけっている。CPUのbigコアがCortex-A76になったあたりでIPCとシングル性能が大きく向上していて、この辺の世代はMediatekのDimensityも評判はよかった覚えがある。ただ、端末起動時のRakutenスプラッシュ表示は長い。

そして、スリムなサイズ感がウリの機種だけあってサイズ感がよい。iPhoneのminiシリーズより縦に長いが横は小さく、僅かに軽いという感じでかなり印象がよい。しょせん1円の端末だしと思って保護ケースやフィルムの類を用意していなかったのだが、フィルムは買うかもしれないがケースは買わずに使うと思う。一方で、ディスプレイパネルがAMOLEDで両端がラウンドしているいわゆるエッジディスプレイなので、嫌いな人には受け入れ難いかもしれない。

指紋認証

指紋認証は世間の評判があまり良くない光学式。画像は充電中に利用できるスクリーンセーバーだが、AODの設定も出来る。

生体認証は画面内光学指紋認証とインカメラによる顔認証の両対応だが、取り上げると画面が点灯して顔認証出来るよう設定したのであまり指紋認証は出番がない。といっても、マスクはNGなようだし低精度のインカメラを利用した顔認証でセキュリティレベルが低いため指紋認証でしかロックを解除出来ない場面もある。

光学式なので指紋認証には時間がかかり、一部のメーカーのガバガバやたら高速な静電容量方式の指紋認証やQualcommのソニックセンサーに慣れているとストレスが溜まるだろう。精度自体が極端に悪かったりはしていないと思うが、センサー部から大きくズレていたりすぐ指を離してしまえば当然失敗する。

アウトカメラ

とはいえ、こいつにカメラ性能を期待する人はいるのだろうか?

サイズ感を考えればカメラも発色や解像感がそれなりだと思うが、今どきのカメラフォンと比べると到底太刀打ちは出来ていない感じである。被写体の自動認識があるようだが、盛りはかなり控えめで見たままそのまま記録している感じに思える。

前述のとおり、5/6現在でも開催中のキャンペーンを使えば、Rakuten Hand 5Gは1円(即解約なら実質1082円)で購入が出来る。気軽に裸で使い潰せる端末として考えればなかなか悪くない。楽天オリジナル端末はeSIMオンリーの仕様であったり、OSのメジャーアップデート提供がなかったりとメイン端末として利用するには厳しいと言わざるを得ないのだが、2台目以降やおもちゃとして使うぶんにはいいやつだ。

あ、楽天モバイルの解約タイミングは自己責任でご判断くださいね。僕は楽天モバイルがBL入っても何も惜しくないんで当月中に解約しちゃいますけど。あと、楽天モバイルの解約締め日は毎月15日なのでそこも注意が必要です。

楽天最強プランへの移行に伴い現在の解約締め日は月末に切り替わったよう。

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