皆さんはChrome拡張機能「AmazonSeller Filter」知ってますか?Amazon.co.jpの検索画面からマーケットプレイス出品を除外する拡張機能で、タイムセール祭りやプライム・ブラックフライデーセールでお役立ちの便利なやつなのです。
ただ、Amazonサイト側の仕様変更の影響なのかこの数ヶ月ほど僕の環境では「このページは動作していません」「www.amazon.co.jp でリダイレクトが繰り返し行われました。」というエラー表示が出てしまい機能しなくなっていました。(同じような不具合報告あんまり聞かないので僕がChromebook使ってるせいかも。)
実はわざわざ拡張機能を利用しなくても検索結果のURL末尾に“&emi=AN1VRQENFRJN5”という文字列を追加することで同様の結果が得られるので、これで凌いでいたのですがやっぱり毎回入力するのは面倒。
手慰みに最近日本語対応したばかりのGoogleの対話型AI Bardを触ってるときに、そう言えばこいつ、コードを書くこともできるんだったな…と思い出し、せっかくなのでBardくんにマケプレ除外用のブックマークレットを書いてもらいました。ちゃんと動くものが出力されたのでちょっとした感動。
きちんとAmazon販売・発送の商品とプライシングの表示になります。値上がりしてるって?Seller Filterの利点は非正規の再販業者やAmazonが取り扱わない中・小規模の販売業者を弾くことができることなので価格は大抵の場合値上がって見えるのです。
さらにGoogle Closure Compilerでコンパイルしたものがこちら。
もし利用してみたい場合一番手っ取り早いブックマークレットの登録方法は、
- どこでもいいので開いたページをブックマーク(お気に入り)に登録。(ChromeならCTRL + D)
- 登録したブックマークを右クリックメニューの[編集]で開く。
- URLの部分を全て削除します。
- 先頭をjavascript:に書き換え、その後ろにコードをコピペして[保存]。ブックマークの名前も分かりやすいものに書き換えておきましょう。
Bard君はインターネット上の検索結果を参照することができるようなので、どこかからのコピペかなと思いちょっと調べてみた範囲ではたぶん自前で生成したコードのよう…?
対話型AIはまだまだ完全にはほど遠いですが、このレベルでコード書けるならメジャーサイト用にちょっとしたブックマークレット書いて欲しいとかは試してみてもいいかもしれませんね。