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Amazonで“RAVPower”や”TaoTronics”、“VAVA”が販売停止された

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SUNVALLEY JAPAN(サンバレー ジャパン)は、同社のブランド「RAVPower」や「Taotronics」、「VAVA」の3ブランドの商品が、16日からAmazonにより販売停止になったと明らかにした。販売停止措置の理由について調査の結果、一部の商品がAmazonのルール違反の疑いがある「ギフトカードの提示」が原因である可能性があるとのこと。

www.sunvalley.co.jp

このブログでもTaoTronicsのヘッドホンを紹介する記事を書いた。正直に言えばやらせっぽい提供品レビューをたくさん見かけるメーカーではあると思う。違反行為である“ギフトカードの提示”とは、星5つの高評価レビューを書いてくれたら、Amazonギフト券をあげますよ、とか全額返金で事実上製品を無償提供しますよ、とかそういう内容のギフトカードを商品にこっそり同封して発送していた、ということだろう。Amazonでけっこう買い物をしているのだが僕自身が遭遇したことはない。が、よく聞く手法ではある。

先月のことだったか、中華ブランドのAUKEYが取り扱い製品を一斉にリジェクトされて話題になっていた。Amazonの取り締まりボットのアルゴリズムでも変更されたのか、何らかの確証が得られて違反行為を摘発し始めたのかはわからないが、中国メディアの報道によるとAmazonはこのところ不正レビューへの取り締まりを強化しているらしい。5月の頭ごろ、セキュリティ企業のSafetyDetectivesがAmazonに不正なレビューの投稿を依頼する組織の7GB分のデータベースが漏洩したことを明らかにしている。なんらかの関連性がある可能性もあるが、確実なことはわからない。

プライムデーの対象商品紹介ページ

プライムデーの対象商品紹介ページ。リンクを辿ると商品は存在しなかった。AmazonジャパンにとってもRAVPowerのリジェクト騒動は寝耳に水の話であった可能性は高い。

以前、AnkerがAmazonレビューの不正操作を受けたということで声明を公開したことがあった。また、Cheeroも「サクラをよそおったように見える」レビューの連投について声明を出している。最近はAmazonレビューが「やらせ」かどうか判定するウェブサービスモバイルアプリなんかもあるのだが、この手のサービスはあくまで「やらせ」レビューが存在するかどうかを判定するだけで、「やらせ」レビューをばらまいている人間が製品のメーカーなのかはわからない。同じメーカーの製品でもAmazonのようなECモールは複数のベンダー、あるいはセラーが同じ商品を販売していることも多いし、その中の一社が「やらせ」レビューに手を染めるということも考えられる。このメーカーの商品のレビューは「やらせ」だから、このメーカーの製品を買ってはいけない、というネガティブキャンペーンだって成立するし、もしも商品をストアから排除できるならばライバルを蹴落とすことだってできる。独自のアルゴリズムで「やらせ」を判定します、とは言うけれど、そのアルゴリズムが本当に信用できるものなのか判定してくれる第三者はいない。(サクラチェッカーとか、基本的に信用できると考えているが)

今後の復旧の目処などは分かり次第追って案内されるということで、そもそもAmazonでの販売が再開されるのかもわからないし、現時点ではっきり言えることはなにもないのだが、消費者のひとりとして、不正レビューが蔓延する状況が改善されることを望んでいる。ちなみに、楽天市場やPayPayモール、ヨドバシ.comなどではRAVPowerやTaotronics製品の取り扱いが続いているようだ。

関連リンク

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「Anker」の名を騙った不正なカスタマーレビュー依頼メールについて – Anker Japan公式サイト

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