米国時間で6月2日にリリースされていた、安定版のChromeOS 91が我が家のDetachable CM3にも降ってきた。ChromeOS 91の目玉機能はβ版扱いで自分で有効化しないと使えなかったニアバイシェアが安定版として正式にリリースされたことだ。まあうちのDetachable CM3はもう有効化していたのだが…。
ニアバイシェアは、Android端末同士で利用できるファイル共有機能
よーするに、Android版AirDropなのだが。
ニアバイシェアでChromebookからファイルやURLを送信するには、ファイルやURLをギャラリーアプリやブラウザで開き、共有コマンドを実行する。
共有先のアプリとしてニアバイシェアが出てくるので、選択すると周辺デバイスの検索が始まり、待ち受け中のデバイスがあれば送信先として表示される。目的の送信先を選び、受信側が送信を許可すれば、コンテンツが対象のデバイスに送信される。
逆にニアバイシェアでファイルやURLを受け取るには、Chromebook側のクイック設定で周辺ユーザーによる検出を有効にする。そうすると5分間ニアバイシェアの待ち受けが有効になる。近くにあるAndroid端末でニアバイシェアを使うと、送信先デバイスに待ち受け状態のChromebookがリストアップされるはずだ。
新機能と変更点
回答を自動で取得で、Everythingボタンから検索バーに移動して天気情報の表示やかんたんな計算が出来るようになった、と書かれているがうちのCM3では天気で検索してもプレイストアのウェザーニュースアプリへ飛ばされただけだった。謎。
通知バッジの追加は、まあ無いよりはあったほうが良いだろう。不要な場合はクイック設定から無効化も出来るらしいが、わざわざ消すひともいるんだろうか。
トラブルシューティングを簡単にで、診断ツールが新しくなったように書かれてるが正直何が変わったんだかわからん!うちのCM3は前からこの画面だったぞ!
ChromeOS上の新機能アナウンスでは確認できなかったが他にも動画再生のデフォルトアプリがビデオプレイヤーから画像ファイルと同じギャラリーアプリを使うようになったり、子供と家族をテーマにしたアカウントのアバター画像と壁紙が追加されたらしい。まあ、割とどうでもいい。
今のところ、あからさまに不具合っぽい挙動はない
アップデートしてまだそれほど使ってないが、CPU使用率が100%で高止まりするようなあからさまな不具合はなさそうだ。とりあえず、しばらく様子見といったところか。