9/14、起床後パソコンを確認するとこんなポップアップがデスクトップに表示されていた。
「Google ドライブ」で使われていた2つのクライアントアプリ「ドライブ ファイル ストリーム」(組織向け)と「バックアップと同期」(個人向け)は廃止、パソコン版Google ドライブ(Drive for Desktop)へと統合される。この表示が出たユーザーは9月末までに移行作業が必要になる。
関連記事
- 必要な作業
- バックアップと同期の利用は9月いっぱいまで│なるべく早い移行作業を
- 新しいGoogle ドライブの仕様・バックアップと同期との主な変更点
- 移行支援ウィザードが表示されない場合
- 参考・関連リンク
必要な作業
必要な作業と言っても、移行支援ウィザードの案内に従って基本的には「次へ」ボタンをポチポチしていくだけだ。アカウントの移行はあっさり完了する。何も難しい作業は必要ないが、(同期が必要なファイルの数にもよるだろうが)同期が必要なファイルの確認にはそれなりに時間がかかる。
バックアップと同期の利用は9月いっぱいまで│なるべく早い移行作業を
- 2021年7月19日以降:デスクトップ版Google ドライブへの移行支援機能がバックアップと同期に追加される。
- 2021年8月18日以降:デスクトップ版Google ドライブへの移行を促すメッセージがバックアップと同期に表示されるようになる。
- 2021年10月1日以降:「バックアップと同期」アプリへのサインインが出来なくなり、ファイルの同期には新しいデスクトップ版Google ドライブアプリが必要になる。
古い「バックアップと同期」アプリが利用できるのは、2021年9月いっぱいまで。もう残り二週間ほどしか残っていない。なるべく早く移行作業を行いたい。
新しいGoogle ドライブの仕様・バックアップと同期との主な変更点
4つまでのマルチアカウント同期が追加されている他、ドライブレターにGが割り振られた仮想ドライブが作成され、そこでGoogle ドライブと同期されたファイルを閲覧・編集することができる。
アカウントを追加していくとH、I...とドライブレターが割り振られていくことになるが、ドライブレターは変更することも出来る。
移行支援ウィザードが表示されない場合
Windows PC上のGoogleのソフトウェアは、Google Update サービス(gupdate)というサービスに加えて、GoogleUpdateTaskMachineCore(ユーザログオン時)、GoogleUpdateTaskMachineUA(毎日実行)というタスクスケジュールでアップデートが管理されています。
パソコンの再起動、ログオフとログインを行ってもアップデートが行われない場合、コマンドプロンプトを管理者として起動後、
C:\>sc start gupdate
でサービスを手動起動することが出来ます。
参考・関連リンク
Compare Backup and Sync & Google Drive for desktop - Google Drive Help