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Microsoft製品に7月のセキュリティ更新。Windows11のOutlookはまた最近のメールが検索結果に表示されない問題が発生中

windows update

Microsoftが7月12日(PST)、サポートが継続しているすべてのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。ユーザーが手動でアップデートをチェックしなくても、Windows Updateなどを介して自動で提供される。

Windows 10およびWindows 11のいずれも先月の非セキュリティプレビュー(Cパッチ)で提供された改善の内容を含む。

ナレッジベース番号
Windows 10 バージョン21H1/21H2:KB5015832
Windows Server 2019:KB5015811
Windows Server 2016:KB5015808
Windows 11(Original Release):KB5015814
Windows Server 2022:KB5015827
Windows 8.1 / Windows Server 2012 R2 マンスリー ロールアップ:KB5015874
Windows 8.1 / Windows Server 2012 R2 セキュリティのみ:KB5015877
Windows Server 2012 マンスリー ロールアップ:KB5015863
Windows Server 2012 セキュリティのみ:KB5015875

Windows 10 バージョン21H1/21H2

バージョン20H2のHome、Pro、Pro Education、Pro for Workstationsエディション、バージョン1909のEnterprise、Education、IoT Enterpriseエディションのサポートが2022年5月10日のアップデート配信を最後に打ち切られた。
一方でWindows 10 バージョン21H2が4月15日(PST)に提供制限を解除され広範な展開へ移行している。5月17日(PST)にはWindows 11も広範な展開へ移行している。
まだ20H2を利用している場合は早急により新しいバージョンへ移行すべき。

Windows 10 バージョン 21H1/21H2のOSコア部分は共通で、更新プログラムの内容は同一となる。月例のセキュリティ修正に先月の非セキュリティプレビュー(Cパッチ)で提供された修正の内容を含む。

ハイライトとしてはセキュリティ問題への対処に加え、Wi-Fi ホットスポット機能の使用を妨げる可能性のある既知の問題への対処がアナウンスされている。

その他、VMがオフラインのときにBitLocker パーティションを展開すると、仮想マシンのシステムファイルが破損する問題への対処などの複数の改善がアナウンスされている。

このアップデートでは現在、新しい問題の報告はドキュメント化されていない。

5月Cパッチ適用環境でMicrosoft EdgeのIEモードタブが応答不能になる問題が発生していたが、こちらはKIRロールバックで対処済み。問題が発生する場合、Windowsデバイスを再起動すると解決がより早く適用されることがある。

Windows 11(Original Release)

月例のセキュリティ修正に先月の非セキュリティプレビュー(Cパッチ)で提供された改善の内容を含む。

ハイライトとしてはセキュリティの修正のみが案内されている。一般的な改善として、トランスクリプトログにコマンドの出力が含まれないように、PowerShell コマンドの出力をリダイレクトする問題への対処がアナウンスされている。

このアップデートでは現在、新しい問題の報告はドキュメント化されていない。

7月8日(PST)に、Windows 11環境のデスクトップ版「Outlook」で最近のメールが検索結果に表示されないことがあるとして、サポートドキュメントが公開され、一時的な回避策が案内されている。一度修正されたはずの問題だが、リグレッションを起こしているようだ。

ローカル検索機能のトラブルで、POP/IMAP接続でメールを同期していたり、オフライン「Exchange」アカウントを持つユーザーに影響するとのこと。

Microsoftでは現在、原因を調査中。修正プログラムのリリース日が判明次第、サポートドキュメントを更新して知らせるとのこと。(現時点での最終更新日は7月8日)

一時的な回避策として、Windows デスクトップ検索を一時的に無効化する方法が案内されている。パフォーマンスに若干の影響が出るものの、代わりにOutlookの組み込み検索機能が利用できるようになる。

Outlook Search might not display recent emails on Windows 11

Windows 11環境でも5月Cパッチ適用環境でMicrosoft EdgeのIEモードタブが応答不能になる問題が発生していたが、やはりKIRロールバックで対処済み。

Windows 11 known issues and notifications | Microsoft Docs

Windows 8.1

セキュリティのみとマンスリー ロールアップの2種類が用意されているが、マンスリー ロールアップの適用が推奨されている。

企業向け有償延長サポートに加入している顧客には、Windows 7とWindows ServerNE 2008/2008 R2向けにも最大で2023年までセキュリティパッチが提供される。

Microsoft Officeなど

Microsoft EdgeはWindows Updateのリリースサイクルとは別に更新がリリースされている。Edge 94からChromeと同様、通常4週ごとにメジャーリリースが行われている。ただし、緊急性の高いセキュリティアップデートや重要な修正に関しては、メジャーリリースとは別に配信されることがある。

メジャーリリースのリリーススケジュールはMicrosoftがドキュメントを公開している。7月は22日週にStableバージョンのリリースが予定されている。

Microsoft Edge リリース スケジュール | Microsoft Docs

Microsoft Edge セキュリティ更新プログラムのリリースノート | Microsoft Docs

Microsoft Officeなどのマイクロソフト製品も脆弱性の修正、信頼性向上の月次アップデートがWindows Update経由で配信されている。これらの製品は、ユーザーがWindowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手するオプションを有効にしていないと配信されない。

Release notes for Microsoft Office security updates - Office release notes | Microsoft Docs

参考・関連リンク

Security Update Guide - Microsoft Security Response Center

Windows 11 known issues and notifications | Microsoft Docs