Microsoftが2月21日(日本時間22日)、Windows 11 バージョン21H2およびWindows 10 バージョン21H1/22H2に非セキュリティプレビューリリース(Cパッチ)をリリースした。Windows 11 バージョン22H2およびWindows Server 2022へはまだリリースされていない。
Cパッチはセキュリティ関係の修正を含まないオプションの更新プログラムで、月例更新に先駆けテスト配信されるもの。即時に適用する必要はない。
(追記)2月28日(日本時間3月1日)、Windows 11 バージョン22H2にもCパッチがリリースされた。(追記ここまで)
ナレッジベース番号
Windows 11 バージョン21H2におけるアップデートのハイライトとして、
- 顔認識の高度な自動学習機能を追加
- カラーフィルター設定に影響する問題を解決
- IE モードに影響する問題に対処
がアナウンスされている。
Windows 11 バージョン21H2およびWindows 10に共通でIEモードに影響する不具合、ハイパーリンクがMicrosoft Excelで機能しなくなる不具合、特定のストリーミングアプリで広告が再生されたあとビデオの再生が停止する不具合に対処されている。
Windows 10ではロック画面のWindows スポットライトでリンクをより速く開けるように改善されるとのこと。
(追記)Windows 11 バージョン22H2のアップデートのハイライトとして、
- タスクバー上の検索ボックスの体験向上。新しいbingへのアクセスが高速になる。
- サポートされているニューラルプロセッシングユニット(NPU)を搭載したデバイスでタスクバーのクイック設定からWindows Studio エフェクトに直接アクセス出来るようになる。NPUを利用した高速で低負荷のぼかしやノイズキャンセルなどの設定が行える。
- タブレットとして利用可能な2in1デバイス向けにタッチ操作に最適化されたタスクバーの導入。
- タスクマネージャの機能強化。タスクのフィルタリング機能の追加やシステムとは分離したカラーテーマの実装など。
などがアナウンスされている。既知の問題に挙げられていたファイルコピーの速度低下問題の改善などを含む複数の品質改善も提供される。
なお、既知の問題としてサードパーティ製のUIカスタマイズアプリを利用しているとデバイスが起動不可能となることが報告されている模様。(追記ここまで)