Microsoftが3月21日(日本時間22日)、Windows 10 バージョン22H2/21H2/20H2に非セキュリティプレビューリリース(Cリリース)を公開した。Windows 11 バージョン22H2および21H2にはまだリリースされていない。
(追記)3月28日(日本時間29日)、サポートが継続しているすべてのWindowsでCリリースが公開された。(追記ここまで)
Cリリースはセキュリティ関係の修正を含まないオプションの更新プログラムで、月例更新に先駆けテスト配信されるもの。即時に適用する必要はない。
Windows 11 バージョン22H2:KB5023778
Windows 11 バージョン21H2:KB5023774
Windows 10 バージョン22H2/21H1/20H2:KB5023773
今月のCリリースを最後として、Windows 10 バージョン21H2および20H2へのCリリースの公開は打ち切られる。月例のセキュリティアップデートは今後もサポートが継続している範囲で公開される。
つまり、Windows 10においては公開されている中で最新の年次機能追加アップデートのみがCリリースを受け取ることとなる。
Windows 10 バージョン22H2/21H2/20H2におけるハイライトとして、USBプリンターにおいて発生していたプリンタがマルチメディアデバイスとして認識されてしまう不具合の改善がアナウンスされている。
問題が発生していたプリンタで使用されていたドライバがGDI仕様に完全に準拠していなかったことによるもの。
(追記)Windows 11 バージョン22H2におけるハイライトとして、スタートメニューに以下画像のようなMicrosoft アカウントに関する通知が導入される。現在ABテスト中で今後数ヶ月をかけてより広範囲のユーザーに展開していく予定とのこと。
また、Windowsのテーマにダークモード、アプリのカラーテーマは明るくしている環境でタスクバーの検索ボックスが明るく表示されるようになる。
Windows 11 バージョン21H1におけるハイライトとして、タスクバーの検索ボックスの体験向上が謳われている。検索ボックスに入力するとフライアウトボックスに検索結果が表示されるようになり、設定からタスクバーの検索について変更することも出来る。
共通の不具合修正としてアクセシビリティサービス利用時にPowerPointがクラッシュする問題、Windows 10とも共通するUSBプリンターの問題などが修正されている。(追記ここまで)