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はじめてのChromebook│Detachable CM3を購入してやったこと

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Detachable CM3は僕にとってはじめてのChromebook。
購入後にそのままの設定では使いづらいと思って変えたり、導入したアプリなどを書き残しておく。

2021/09/17:バックアップと同期のクローズドに伴い文章の削除・書き直しを行いました。

PC版Google ドライブを母艦となるWindows PCにインストール

OneDriveやDropboxのような他社クラウドストレージサービスも使用することが出来ますが、基本的にGoogleの提供するクラウドストレージサービスであるGoogle ドライブを使用するほうが利用開始がスムーズであると思います。

母艦となるWindows PCの共有フォルダをネットワーク ファイル共有に追加

Detachable CM3にはカードスロットがありません。手持ちのMicroSDカードに気軽にアクセス出来るようにWindowsで共有フォルダに指定してしまって、ファイル共有を追加しました。

内蔵ドライブ扱いにしていない、リムーバブルディスクのSDカードへのアクセスなのでなんか問題が起きるかな、と思ったのですがとくに問題なし。(アクセス遅くてモッサリはしてるけど)

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File System for Windowsを入れろ、というネット上の記事もあったけどシステム標準の機能で普通にネットワークドライブとして共有フォルダを追加できました。

ファイル共有を追加

ちゃんとsmb://(IPアドレス)/(共有を指定したフォルダの名前)を指定する必要があります。共有対象がEveryoneではなく、Microsoftアカウントで制限をかけている場合はMicrosoftアカウントのユーザー名とパスワードが必要です。

ファイルアプリ

ネットワークドライブとして追加され、標準のファイルエクスプローラー上で確認することが出来ます。

アイドル時・ディスプレイを閉じた時のスリープ移行を無効に

ディスプレイを閉じる度にスリープ入ってその度にWi-Fiも切断されて毎回繋ぎ直すのに数瞬の待ち時間が発生するのが地味にストレス溜まったのでスリープそのものを無効にしました。
以前のChromeOSはスリープ中もWi-Fi接続を維持するという設定項目があったらしいのですが、見つからず。アップデートで消滅した?

そもそものバッテリー持ちが優秀だと思うのでスリープ切ってもあまり電池持ちが悪くなった気はしません。充電中にGoogle PlayやChromeOSのアップデートが走ってくれた方が煩わしさは少ないです。

スリープ無効にしちゃうとパスワードやPINの要求がなくなるので頻繁に外に持ち出すとか、誰かに端末を操作されたくない人はやらないほうが良いと思います。
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Chromeブラウザのスケーリングを90%に落とした

CM3の出荷状態での内部解像度は1200x750でした。そのままの状態ではいくつかのウェブサイトで表示が崩れたのでたぶん横の解像度が足らないんだろうなぁと判断してスケーリングを調整。おおむね快適に。

ChromeOS本体のスケーリング設定を、
設定→デバイス→ディスプレイ→表示サイズ
から変えられますが内部解像度を上げるととくにタブレットモードでのタッチ操作の使い勝手が悪化したのでブラウザの設定を変更することにしました。

Chromeのウィンドウ右上の、
︙→ズームの項目の+と-
では表示している個別のページの表示倍率を変えることが出来ます。

全てのウェブページで一貫してスケーリングを調整したい場合、
Chromeのウィンドウ右上の︙→設定→デザイン→ページのズーム→倍率メニュー
から変更したい倍率を選んでChromeブラウザ全体の標準表示倍率を変更することが出来ます。

ちなみに僕は倍率90%で使用しています。最近のディスプレイの主流はフルHD以上ですが、横の内部解像度が1280あるとだいたいのウェブページで表示崩れがなく快適に使えると思います。(たまにそれでも崩れることはあるけど)

新規で導入したChrome拡張

もともとChromeをメインブラウザとしていて、普段から拡張機能も利用していたのであらためて導入した拡張機能はほとんどありません。 

唯一導入したものはLINE。Androidタブレットではスマートフォンと同じLINEアカウントでLINEを使えないのですが、Chromebookでは拡張機能を通してマルチデバイスでLINEが使えます。

日本ではLINEが既に双方向型コミュニケーションインフラとして普及しているので、使えないよりは使えたほうがいいです。

あらためて人に勧めておきたい拡張機能

ウェブページ全体を簡単にスクリーンショットとして残すことが出来ます。めちゃくちゃ便利です。

ピクチャーインピクチャー(常に他のウィンドウの上で小窓で動画を表示する)を使えるようにする拡張機能です。Google公式。

拡張のアイコンをクリックするだけでウェブ上の記事などを保存して、後で読み返すことの出来るサービスです。スマートフォンアプリもあって、とにかく何処からでも保存出来て何処からでも見返せます。

言わずとしれた広告ブロック拡張です。拡張版AdGuardもあるので好きな方を使えばいいと思います。Chromebook上のChromeでは、自分でモバイルサイトをリクエストしない限りパソコンブラウザとして扱われるので購読するフィルタはパソコンブラウザ向けを選ぶべきです。

拡張機能はとても便利、Chromebookの強みのひとつ

サードパーティ製の拡張機能は時として開発者が他者に権利を売り渡してマルウェア化したり、そもそも悪意を持った開発者がマルウェアとして開発していることがあります。

最近だと広告ブロック拡張のNano Defenderがマルウェア化したのが一番有名な案件だと思います。とくに現在の広告ブロック拡張は非常に強力な権限を持っていて開発者を信用できないのであれば本来は使うべきではありません。

拡張機能をインストールするとその分コンピュータのリソースを消費して動作が遅くなったりバッテリーの消費が早まったりするのでその点も注意が必要です。

ここで紹介している拡張機能は開発者・提供企業がある程度信用出来ると個人的に判断したものだけですが、拡張機能の導入には十分に慎重な判断をして定期的に不要な拡張機能は削除するなど見直しをしてください。

現在のブラウザ拡張機能の開発事情は開発者側の善意にあまりにも依存しすぎたものであり、健全な形で収益化し、開発を継続するという観点があまりにも欠けています。
Googleさんにはなんとかする義務と責任があると思います。