Play ストアにて「Emoji Workshop Wallpaper」の配信が開始されているのを手元のPixel 6aで確認しました。「Emoji Workshop Wallpaper」は2023年6月のFeature Dropでアナウンスされた絵文字を使用してオリジナルのライブ壁紙を生成するGoogle Pixelの機能。対象のPixel スマートフォンにはPlay ストア経由で自動でインストールされます。
なお、手元のPixel 6aではアプリの更新を適用するだけでなく再起動が必要でした。更新は順次配信されるため、有効化できない場合は再起動の他、ACアダプターに接続して待つなどのアクションに留めておくことをお勧めします。
Play ストアでは英語名の「Emoji Workshop Wallpaper」として配信されていますが、アプリの一覧から確認したい場合は日本語の「絵文字ワークショップ壁紙」として表示されます。
「絵文字ワークショップ壁紙」を試してみるにはランチャーの空きスペースをロングタップして「壁紙とスタイル」を選択、「壁紙の変更」をタップします。「設定」アプリから「壁紙とスタイル」を選択してもいいんですが。
「Emoji Workshop Wallpaper」の更新が適用されていると今まで存在しなかった「絵文字ワークショップ」の項目が増えています。
「絵文字ワークショップ」を実際に開いてみると、生成サンプルを背景に「絵文字」「パターン」「色」の3つのタブを選択して編集することが出来ます。ランダムでの自動生成を行うことも出来ます。
ダークモードにも対応しており、ライト⇔ダークで自動的に色調が変化する他、絵文字ライブ壁紙を使用中にACアダプターに接続すると背景の絵文字が全部⚡に変わるといった細かいアニメーションも仕込まれているよう。要素的にはシンプルですがバリエーションのあるライブ壁紙が作れてなかなか楽しい機能だと思います。
なお、現状では生成済みのライブ壁紙を履歴から個別に削除する機能が存在しないよう。アプリの一覧から「絵文字ワークショップ壁紙」のストレージを一括で削除することで生成済みのライブ壁紙を消去することが出来ましたが、ストレージを削除すると「壁紙とスタイル」から「絵文字ワークショップ壁紙」の項目が消えてしまいました。再起動で復帰しましたが、リリース直後ということもあってやや動作が不安定かもしれません。また、ライブ壁紙の利用は基本的に通常の壁紙の使用よりもデバイスのリソースを使用し、電池の持ちが若干悪化する可能性もあります。
また、ストアでの新しいアプリの配信という形式ではありませんが自分で撮影した写真のAIによる疑似3D化およびライブ壁紙化の機能も既にリリースされています。こちらは「壁紙とスタイル」で「マイフォト」から3D化したい写真を選び右上の✨アイコンからアクセスが可能です。