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ASUS ROG Allyのアクセサリはこれで行く!今使ってるもの・これから買うもの

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ASUS ROG Allyとアクセサリ

ドッキングステーション

ROG Allyは給電と映像出力を兼ねるUSB-Cポート(3.2 gen 2)を一つしか備えていません。Windows デバイスとしての利便性を考えるとUSBハブは必須であり、PDパススルーでの給電も同時に行えるドッキングステーションやハブ機能持ちのモニターが必須だと思います。

単純にPD パススルーおよびHDMI 映像出力対応のUSBハブ・ドッキングステーションは安価なものはメジャーなメーカー製品でも3000円くらいから買えます。Anker 332 USB-C ハブ (5-in-1)とか。私が今使っているのはSATA ドライブケースとしての機能がついているエレコム(ロジテック)のLGB-DHUPDですが、これも実売4000円切るくらいで買えると思います。

ただ、これらの安価なドッキングステーションは転送速度がUSB3.2 gen 1に留まるため、ROG Allyのスペックを十全に発揮するためには3.2 gen 2対応のドッキングステーションを購入したほうが良いでしょう。ドッキングステーションにケーブルが付属しない場合はドッキングステーション - ROG Ally間に使用する20V5A=100W対応および3.2 gen2対応のC to Cケーブルも必要です。

急いで買い替えるつもりはありませんが私は将来的に玄人志向のKR-U3G2HUBHDMPD-M.2あたりに更新する予定。こちらはM.2 NVMeのドライブケース + ドッキングステーション。ぼちぼち利用しているストレージを全部M.2 NVMeに更新していくつもりです。

(追記)後日、KR-U3G2HUBHDMPD-M.2とシリコンパワーのPCIe Gen 3×4 P34A60 2TBを購入しました。この手のハブはそれ自体が12~15Wくらいの電力を使用するため、ROG Ally付属のACアダプター経由ではTDPの制限がかけられる他、ユースケースによっては給電が間に合わず動作が不安定になる可能性もあります。そのため、下記、100W出力可能なUSB充電器も購入しました。

KR-U3G2HUBHDMPD-M.2

(追記ここまで)

SSD

標準のストレージ容量はどのモデルも512GBであれこれゲームをインストールする場合はあっという間に足らなくなるはずです。必要に応じて換装するか、ハブを経由で外付けストレージを増設しましょう。

本体内蔵のM.2 NVMe SSDは短寸のM.2 2230です。ROG AllyだけでなくSurface ProのリムーバブルSSDや対抗機のSteamdeckにも採用されています。一般に使われるM.2 2280とは寸法が違うので注意が必要です。

規格が多くてややこしいんだよ!って人は外付けSSDをハブ経由でUSB接続するのが無難だと思います。C以外のドライブにゲームをインストールするのもそれはそれでちょっと面倒ですが…。

モニター

ASUS ROG Allyは2023年8月時点でx86-64で現行最強のiGPUを搭載していますが、所詮はiGPUなのでターゲット解像度はハーフHD~フルHDになります。オフィスワークやブラウジングなどの軽負荷用途であれば高解像度や高リフレッシュレートのモニターの恩恵を受けられますが、ROG Allyのためにモニター買うにしてもフルHD~WQHDで良いと思います。映像出力もUSB経由ではDP-Altとなりますから、リフレッシュレートも60Hzで十分です。そんなフレームレート出ないんで。

私はセール時1万ちょいで買った格安のDell S2421HSを使用しています。フルHDのIPS LCDです。純正スタンドで高さ調整などの機能が付属する(激安モニターの中では)ちょっとだけグレードが高いものでモニターアームとか使う前提ならフルHDのモニターはもっと安価に購入できます。

ゲームパッド

私はXbox ワイヤレス コントローラー(箱コン)使ってます。本体組み込みのゲームパッドは今のところ補修部品の公式販売が無いので出来るだけ大切に使っていきたいところ。(アナログなのでどうとでもなりはしますが) 

純正ゲームパッドのROG Raikiriもありますけど、本体ポートが1つしかないデバイスで有線ゲームパッドは使いづらいんじゃないかな。

キーボードとマウス・トラボ

基本的にはBluetooth キーボード・マウスを使用する方が快適だと思います。BIOS(UEFI)でBluetoothアクセサリを使用することが出来ませんが、ゲームパッドでBIOS画面を操作することが出来るのでワイヤードのキーボードやマウスは使用しなくてもあまり問題にはなりませんでした。

ただし、クラウドリカバリーでWi-Fiにアクセスするのにパスコードの入力を求められてソフトウェアキーボードで入力するのがやや面倒だったり、ファンクションキーの入力を求められるシーンでゲームパッドでは対応出来なかったりしたので安物でも良いので有線キーボードはあった方が良いかもしれません。

私はマイクロソフトのコンパクト デザイナー キーボードを使用していますが、こちらはマイクロソフトブランドでの周辺機器事業の終息に伴いディスコンになってしまった模様。これからどうするかなぁ…。

キャリングケース

自宅外に持ち運ぶ予定があるならあった方が良いと思います。スティックとか各種ポート類がむき出しだし、カバンの中で暴れて壊れる可能性はあります。サードパーティ製品もあんまり安くて良さげなのが見当たらないので公式のやつでいいんじゃないかな。レビュー投稿で無料で純正ケースが貰えるキャンペーンをやっていたようですが既に終了済み。残念。仕方ないんでASUS STOREで3,980円で買いました。他のECでも売っていますが微妙に値段が高かったりするので要チェック。

ROG Ally自体は無印良品のショルダーバッグにすっぽり入るくらいの大きさです。携帯ゲーム機としてはでかくて重いけどWindows デバイスとして見れば圧倒的軽さと小ささ!

スタンド (追記)

とりあえずROG Allyの標準付属スタンドを使用していたのですが、奥行きがかなりありフットプリントが大きいためAmazonで謎中華メーカーのSteamdeck用スタンドを購入しました。

JSAUX Steamdeck スタンド

スタンド使用サンプル

デスク上でスペース取らなくなったので快適です。クリアランスにはあまり余裕が無いので本体にシリコンケース類を装着していると置けないと思います。

(追記ここまで)

100W PDが出力可能なAnker 317 Charger (追記)

上記ドッキングステーションにドライブケースに突っ込んだHDD二台を接続時にエクスプローラーが意図せず再起動する不都合が発生したため、供給電力の不足を疑い追加で購入しました。100W PDが取れる充電器は色んなメーカーから出ていますが、今回はAnkerの317 Chargerを選択。安定した動作を期待してシングルポートのものをわざわざ選んでいます。

Anker 317 Charger

anker 317 charger 本体

本体は特筆すべきところのないシングルポートの充電器です。

ROG AllyはUSBハブ・ドッキングステーションではターボモードで最大30W TDPで動作するはずが25Wに制限されると認識していたので意図しない結果だったのですが、変更後は30W TDPで動作するようになりました。どうやらいつの間にかBIOSだかファームウェアのアップデートで制限が取り払われたよう?ハブ経由の85W PDで30W TDPで動作させられるようになったものと思われます。

コマンドセンター 30W動作

コマンドセンターのスクリーンショットが撮れないようなので直撮り…

(追記ここまで)

無くてもいい…というか使わない方が良いんじゃね?と思ってるもの

MicroSDカード

公式で熱によってSDカードスロットが破損する不具合が報告されています。ASUSはファームウェアアップデートによるファンコントロールの強化で対応するとアナウンスしており、一応の緩和策は取られるようですがあまり信用しない方が良いと思います。

根本的にI/Oも遅く信頼性の面でも問題があるため、ストレージが不足するのであれば外付けSSDを使うべきです。買うならサムスンやキオクシア、SanDiskなどのNANDフラッシュメモリを内製しているメーカーの、動作温度範囲の広い製品をお勧めします。

有線イヤホン

公式の不具合アナウンスがあるわけではありませんが、こちらも稼働中に指をかざすと温風を感じます。SDカードスロット同様、塞がずに使用したほうが発熱による破損リスクは低減できるかと…。

今どきはワイヤレスイヤホンやヘッドホン使ってる人も多いでしょうし。ゲームモード搭載製品や今後流通が増えるであろうLEAudio対応製品ならより低遅延でゲーム体験を損なわないはずです。

シリコン製などの本体カバー

Amazonとか楽天で見かけるけど、熱が逃げづらくなるので絶対使わないほうが良いです。

VGAボックス

いらないでしょ。これ買うくらいなら普通にゲーミングデスクトップ買いましょうよ。