マイクロソフトが12月12日(日本時間13日)、サポートが継続しているすべてのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。ユーザーが手動でアップデートをチェックしなくても、Windows Updateなどを介して自動で提供される。
Windows 10およびWindows 11のいずれも先月の非セキュリティプレビュー(Cパッチ)で提供された改善の内容を含む。
Microsoft Officeなどの他のマイクロソフト製品も脆弱性の修正、信頼性向上の月次アップデートがWindows Update経由で配信されている。これらの製品は、ユーザーがWindowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手するオプションを有効にしていないと配信されない。
また、Microsoft EdgeはWindows Updateのリリースサイクルとは別に更新がリリースされている。Edge 94からChromeと同様、通常4週ごとにメジャーリリースが行われている。ただし、緊急性の高いセキュリティアップデートや重要な修正に関しては、メジャーリリースとは別に配信されることがある。
Windows 11 バージョン 22H2/23H2
セキュリティ問題の修正のみがハイライトとして案内されている。
12月頭に遅延して配信された11月CリリースではCopilotのマルチディスプレイ対応、Alt+Tabからの切り替えへの対応など複数の機能追加、ファイルエクスプローラーに影響する複数の問題やMicrosoft Storeからダウンロードしたアプリが応答を停止する問題などの複数の不具合も修正されている。
(追記)「Eduroam」などの802.1x認証を使用する企業や教育機関、公共のWi-Fiネットワークに接続しようとするときに接続に失敗する不具合が発生していたがKIR ロールバックシステムにより解決済み。不具合が発生する場合は再起動することでロールバックを速やかに適用出来る可能性がある。(追求ここまで)
Windows 10 バージョン22H2
セキュリティ問題の修正のみがハイライトとして案内されている。
11月Cリリースでは、
- Windows Copilotへの対応 - 数か月かけての順次展開
- Windows Update画面に[利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する]オプションの追加
などのWindows 11で既に展開済みの新機能がWIndows 10にもいくつか展開されている。
2023年11月 Cリリース
Microsoftが12月4日(日本時間5日)、Windows 11 バージョン23H2、22H2にプレビューパッチ(Cリリース)を公開した。Windows 10 バージョン22H2のアップデートは11月30日(日本時間12月1日)公開済み。
Cリリースはセキュリティ関係の修正を含まないオプションの更新プログラムで、月例更新に先駆けテスト配信されるもの。即時に適用する必要はない。
月例となっている非セキュリティプレビューだが、12月は最小限の運用となりリリースされない。12月中にリリースされるのは毎月のセキュリティアップデート(Bリリース)と定例外の緊急アップデートが配信される場合のみ。
また、2024年2月27日でもってWindows 11 バージョン22H2のCリリースが打ち切られる。
- Copilotのマルチディスプレイ対応 - タスクバー上のCopilotボタンから複数のディスプレイでCopilotにアクセスできるようになる。プレビューで数か月かけて順次展開
- Alt+TabからCopilotへの切り替えが可能に。プレビューで数か月かけて順次展開
- 一部環境でWindows スポットライトがデフォルト背景として設定されるように。数週間かけて順次展開
- Microsoft アカウントでログインしていないデバイスもローカルアカウントからCopilotを10回トライアル出来るように
- [設定]→[ホーム]にMicrosoft アカウントのサブスクリプションに関連する通知が展開されるように
などの新機能・変更がアナウンスされている。これらの新機能はMicrosoft Store経由のもの、Windows Updateで別途システムの構成プログラムを適用する必要があるものが含まれている。
また、ファイルエクスプローラーに影響する複数の問題やMicrosoft Storeからダウンロードしたアプリが応答を停止する問題などの複数の不具合も修正されている。
Windows 10 バージョン22H2においては、
- Windows Copilotへの対応 - 数か月かけての順次展開
- Windows Update画面に[利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する]オプションの追加
などのWindows 11で既に展開済みの新機能がWIndows 10にもいくつか展開されている。
2023年11月 パッチチューズデイ
マイクロソフトが11月14日(日本時間15日)、サポートが継続しているすべてのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。ユーザーが手動でアップデートをチェックしなくても、Windows Updateなどを介して自動で提供される。
Windows 10およびWindows 11のいずれも先月の非セキュリティプレビュー(Cパッチ)で提供された改善の内容を含む。
ナレッジベース番号
Windows 11 バージョン23H2/22H2:KB5032190
Windows 10 バージョン22H2:KB5032189
Microsoft Officeなどの他のマイクロソフト製品も脆弱性の修正、信頼性向上の月次アップデートがWindows Update経由で配信されている。これらの製品は、ユーザーがWindowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手するオプションを有効にしていないと配信されない。
また、Microsoft EdgeはWindows Updateのリリースサイクルとは別に更新がリリースされている。Edge 94からChromeと同様、通常4週ごとにメジャーリリースが行われている。ただし、緊急性の高いセキュリティアップデートや重要な修正に関しては、メジャーリリースとは別に配信されることがある。
Windows 11 バージョン 22H2/23H2
10月の月例セキュリティアップデートでもってHome and Proのバージョン21H2がサポート終了している。
また、今月の頭にバージョン23H2が正式リリースされている。バージョン23H2は「イネーブルメント パッケージ」として提供される。これはWindows 10の後半バージョンでも用いられていた手法。古いバージョン(22H2)では新要素が無効化されているだけでコアの部分は共通であり、配信されるアップデートも同一。
10月CリリースではWindows 11 バージョン22H2/23H2での「Windows Copilot」などを含む大型アップデートの展開がアナウンスされており、今月のBリリースで一般の環境にさらに広範囲に配信されることとなる。
Windows 10 バージョン22H2
セキュリティ問題の修正のみがハイライトとして案内されている。
10月Bリリースで発生していた進行率が表示されるのにWindows Updateが正常にインストールされない現象も修正されている。
2023年10月 Cリリース
Microsoftが10月26日(日本時間27日)、Windows 11 バージョン22H2、Windows 10 バージョン22H2にプレビューパッチ(Cリリース)を公開した。Windows 11 Home and Proのバージョン21H2は10月10日のセキュリティアップデートを最後にサポートが打ち切られ、アップデートが提供されない。
Cリリースはセキュリティ関係の修正を含まないオプションの更新プログラムで、月例更新に先駆けテスト配信されるもの。即時に適用する必要はない。
Windows 11 バージョン22H2においては先月のCリリースから段階的に展開されている「Windows Copilot」の実装を含む大型アップデートがより広範な展開となる。
Windows 10 バージョン22H2においてはマルチディスプレイ環境でタッチスクリーンを使用時に適切に機能しない問題の解決がハイライトとして案内されている。
その他、テキスト・サービスやタッチキーボード、ハンドライティングをサポートするプロセスで発生していたメモリリーク、Outlookが応答を停止する問題、v4 プリンター ドライバーを使用して印刷するときに発生するエラーの改善などが共通でアナウンスされている。
現在発生している「Outlook」デスクトップアプリでサインインに失敗してエラーメッセージが表示される未だ問題は解決していないようだ。マイクロソフトが軽減策を案内している。
2023年10月 セキュリティアップデート
マイクロソフトが10月10日(日本時間11日)、サポートが継続しているすべてのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。ユーザーが手動でアップデートをチェックしなくても、Windows Updateなどを介して自動で提供される。
Windows 10およびWindows 11のいずれも先月の非セキュリティプレビュー(Cパッチ)で提供された改善の内容を含む。
Microsoft Officeなどの他のマイクロソフト製品も脆弱性の修正、信頼性向上の月次アップデートがWindows Update経由で配信されている。これらの製品は、ユーザーがWindowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手するオプションを有効にしていないと配信されない。
また、Microsoft EdgeはWindows Updateのリリースサイクルとは別に更新がリリースされている。Edge 94からChromeと同様、通常4週ごとにメジャーリリースが行われている。ただし、緊急性の高いセキュリティアップデートや重要な修正に関しては、メジャーリリースとは別に配信されることがある。
Windows 11 バージョン21H2/22H2
Windows 11 バージョン22H2、バージョン21H2ともにハイライトとして、セキュリティ問題への対処が案内されている。
現在、既知の問題はドキュメント化されていない。
9月CリリースではWindows 11 バージョン22H2において大型アップデートが行われ、プレビュー版「Windows Copilot」の順次展開の開始の他、「ペイント」「Microsoft フォト」「Sniping Tool」「Clipchamp」「メモ帳」「ファイル エクスプローラー」「ナレーター」「Bing」「Edge」等の機能追加・改善が行われる他、標準「メール」アプリを代替する「Outlook for Windows」や「Windows バックアップ」の実装も行われる。
これらのアップデートはMicrosoft ストア経由での更新の他、追加の[Windows 構成更新プログラム]の導入が必要となるものもある。
Windows 10 バージョン22H2
ハイライトとしてはセキュリティ問題への対処のみが案内されている。
9月Cリリースでは、タスクバー上の検索ボックスのエクスペリエンス改善、「ニュースと関心事項」のアイコンへのアニメーション追加などが行われている。
その他
固定 ポリシーに則り10月10日にサポートが打ち切られるマイクロソフト製品は以下。
- Excel 2019 for Mac
- Hyper-V Server 2012
- Hyper-V Server 2012 R2
- Internet Explorer 7
- Internet Information Services (IIS), IIS 8 on Windows Server 2012
- Internet Information Services (IIS), IIS 8.5 on Windows Server 2012 R2
- Microsoft Office 2019 for Mac
- Microsoft Office Audit and Control Management Server 2013
- Outlook 2019 for Mac
- PowerPoint 2019 for Mac
- Windows Embedded Compact 2013
- Windows Embedded POSReady 7, Extended Security Update Year 2
- Windows Embedded Standard 7, Extended Security Update Year 3
- Windows MultiPoint Server 2012
- Windows Server 2012
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server Update Services for Windows Server 2012
- Windows Server Update Services for Windows Server 2012 R2
- Windows Storage Server 2012
- Windows Storage Server 2012 R2
- Word 2019 for Mac
メインストリームサポートが終了し、延長サポートが始まるのが以下。
- Access 2019
- Dynamics 365 Business Central on-premises (Fixed Policy)
- Excel 2019
- Microsoft Office 2019
- OneNote 2016
- Outlook 2019
- PowerPoint 2019
- Project 2019
- Publisher 2019
- Visio 2019
- Word 2019
つまり、Office 2019のメインストリーム サポートが終了し、延長サポートに移行する。Office 2019では今後3年間の無償のセキュリティ更新プログラム、有償での技術サポートを受けることが可能。「Microsoft 365」サービスへの接続については、サポートを終了する。
期日を過ぎた古いOffice スイートがMicrosoft 365から即日にブロックされることはないため、すぐさまサービスが利用できなくなるわけではないが、互換性の維持や検証作業が行なわれなくなる。いずれはパフォーマンスが低下したり、接続が不安定になったり、そもそもまったく接続できなくなるようなことも考えられる。
2023年9月 Cリリース
Microsoftが9月26日(日本時間27日)、Windows 11 バージョン22H2および21H2、Windows 10 バージョン22H2にプレビューパッチ(Cリリース)を公開した。
Cリリースはセキュリティ関係の修正を含まないオプションの更新プログラムで、月例更新に先駆けテスト配信されるもの。即時に適用する必要はない。
今月はWindows 11(のバージョン22H2)に大規模な機能追加アップデートが行われることが事前にアナウンスされており、AIコンパニオン「Windows Copilot」(プレビュー)が実装される。
「Windows Copilot」を使えば、チャットのようなやり取りで複雑なタスクを簡単に実行させることが出来るとされている。以下は公式のプロモーションビデオ。
「Windows Copilot」の実装の他、
- 「ペイント」アプリの背景自動消去機能、レイヤー機能、被写体切り抜き機能の実装などを含む大規模な刷新 *Microsoft Store経由でのアプリのアップデートが必要
- 「Microsoft フォト」アプリへの背景ぼかし機能の追加 *Microsoft Store経由でのアプリのアップデートが必要
- 「Snipping Tool」のテキスト抽出コピー/機密情報編集機能 *Microsoft Store経由でのアプリのアップデートが必要
- 「Clipchamp」の自動作成機能
- 「メモ帳」のセッション状態の自動保存機能の追加 *Microsoft Store経由でのアプリのアップデートが必要
- 標準「メール」アプリを代替する「Outlook for Windows」の実装 *Microsoft Store経由でのアプリのインストールが必要。
- 純正「ファイル エクスプローラー」のUI刷新、ホーム、アドレスバー、検索ボックスの追加 *Windows 構成更新プログラムの適用が必要
- 「Windows バックアップ」の実装
- 「ナレーター」の新しい自然音声の実装
- 「Bing」と「Edge」のAI機能の刷新
などのアップデートが提供される。大半のアップデートは実際にはMicrosoft Store経由でのアプリ更新での機能更新となる。9/27 現時点では「Windows バックアップ」がKB5030310の適用でインストールされる程度で、アップデートしても即座にこれらの機能の大半を利用できるわけではない。
目玉機能の「Microsoft Copilot」も一部の環境からの順次展開で[利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する]オプションを有効化して追加の[Windows 構成更新プログラム]を取得する必要がある。環境によってはオプションを有効化しても更新がすぐに入手できないこともあるようだ。ようするに、基本的に実際にいつ更新が体験できるかはMicrosoft(とアップデートの差し止めを行う権限を持っているOEMベンダー)側の胸三寸ということだ。
その他、Windows 11 バージョン22H2ではスタートメニューの[おすすめ]セクションにパーソナライズされたウェブサイトのリンクが表示されるようになることがハイライトとして案内されている。
Windows 11 バージョン22H2・21H2およびWindows 10 バージョン22H2に共通する内容としてはOutlookでファイルをPDF として共有しようとすると、Microsoft Excelの応答が停止する問題の改善がアナウンスされている。
2023年9月 セキュリティアップデート
マイクロソフトが9月12日(日本時間13日)、サポートが継続しているすべてのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。ユーザーが手動でアップデートをチェックしなくても、Windows Updateなどを介して自動で提供される。
Windows 10およびWindows 11のいずれも先月の非セキュリティプレビュー(Cパッチ)で提供された改善の内容を含む。
Microsoft Officeなどの他のマイクロソフト製品も脆弱性の修正、信頼性向上の月次アップデートがWindows Update経由で配信されている。これらの製品は、ユーザーがWindowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手するオプションを有効にしていないと配信されない。
また、Microsoft EdgeはWindows Updateのリリースサイクルとは別に更新がリリースされている。Edge 94からChromeと同様、通常4週ごとにメジャーリリースが行われている。ただし、緊急性の高いセキュリティアップデートや重要な修正に関しては、メジャーリリースとは別に配信されることがある。
8月プレビューパッチでCPUのブルースクリーンを引き起こす問題は解決済み
8月非セキュリティプレビューの適用後にブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する問題に関し、この問題を引き起こすCPUの情報が既にIntelから公表されている。
アップデートの適用後、「UNSUPPORTED_PROCESSOR」というメッセージとともにBSoDが発生し、起動不可能になるというもの。Windowsは起動不能になると直近のパッチを自動で削除するため、仮にこの問題が発生してしまっても何度か再起動を試すと起動できるようになる可能性はある。
Intelによると、この問題は13世代「Core」プロセッサの一部で発生する。該当するCPUの情報が公開されている。
プロセッサー CPUID
RPL-S 8P+16E 0xB0671
RPL-HX 8P+16E 0xB0671
RPL-P 6P+8E 0xB06A2
RPL-H 6P+8E 0xB06A2
RPL-PX 6P+8E 0xB06A2
RPL-U 2P+8E 0xB06A3
CPUIDは「CPU-Z」などのサードパーティアプリを導入して確認することが出来る。インテルからは、対策版のマイクロコードをマザーボードベンダーへ既に提供済み。既にMSIなどのベンダーがBIOSアップデートの提供を開始している。
問題の解決にはマザーボードベンダーによるBIOSのアップデートが提供され、ユーザーが適用する必要がある。
Windows 11 バージョン21H2/22H2
Windows 11 バージョン22H2、バージョン21H2ともにハイライトとして、セキュリティ問題への対処が案内されている。Windows 11 バージョン22H2においては、8月Cリリース導入環境で発生していた「固定キー」メニューの空のメニュー項目が削除されることがアナウンスされている。
現在、既知の問題はドキュメント化されていない。
8月Cリリースでは「Windows 11 バージョン 22H2」において、
- 検索ボックスに新しいホバー動作が追加。検索ボックスにカーソルを合わせると、検索ボックスが表示される。
- 検索アイコンに影響する問題への対処。アイコンを選択しても、検索アプリが開かないことがあった。マシンがスリープした後に発生する。
- 検索アプリの信頼性向上
- [Tab]キーで検索結果を参照するときに追加の操作が必要な問題を解決
- 「ナレーター」に影響する問題への対処。タスクバーの検索ボックスと検索ボックス内の検索ハイライトが正しく認識されなかった。
などの不具合の修正・改善が行われている。
Windows 10 バージョン22H2
ハイライトとしてはセキュリティ問題への対処のみが案内されている。
8月Cリリースでは、
- 位置情報の検出方法の改善
- [スタート]メニュー上の Microsoft アカウントの通知バッジのロールアウトの拡張
- イスラエルにおける夏時間(DST)の変更をサポート
- 検索ボックスの表示に関する問題への対処
- 設定に影響する問題への対処。設定アプリの Windows バックアップ ページでトグルをオンにしても、同期されなかった
などの不具合の修正・改善が行われている。
参考/関連リンク
Security Update Guide - Microsoft Security Response Center
Windows 11, version 22H2 known issues and notifications | Microsoft Learn
Microsoft Edge リリース スケジュール | Microsoft Learn
Release notes for Microsoft Office security updates - Office release notes | Microsoft Learn
13th Gen Intel® Core™ Processor Families with Performance...
2023年8月 セキュリティアップデート
マイクロソフトが8月8日(日本時間9日)、サポートが継続しているすべてのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。ユーザーが手動でアップデートをチェックしなくても、Windows Updateなどを介して自動で提供される。
Windows 10およびWindows 11のいずれも先月の非セキュリティプレビュー(Cパッチ)で提供された改善の内容を含む。
Microsoft Officeなどの他のマイクロソフト製品も脆弱性の修正、信頼性向上の月次アップデートがWindows Update経由で配信されている。これらの製品は、ユーザーがWindowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手するオプションを有効にしていないと配信されない。
また、Microsoft EdgeはWindows Updateのリリースサイクルとは別に更新がリリースされている。Edge 94からChromeと同様、通常4週ごとにメジャーリリースが行われている。ただし、緊急性の高いセキュリティアップデートや重要な修正に関しては、メジャーリリースとは別に配信されることがある。
Windows 11 バージョン21H2/22H2
Windows 11 バージョン22H2、バージョン21H2ともにハイライトとして、セキュリティ問題への対処のみが案内されている。現在、既知の問題はドキュメント化されていない。
7月CリリースではVPNに影響する問題への対処や特定のディスプレイやオーディオデバイスをスリープ復帰時に見失うなどの不具合の修正・改善が行われている。
バージョン 22H2の7月Cリリース「KB5028254」の適用で「ExplorerPatcher」などのサードパーティ製UI変更アプリを導入している環境で[スタート]画面が開かなくなる問題が発生していることが明らかになっている。もしこの手のUI変更アプリを導入している場合はアップデートの適用前にアプリ側が更新に対応しているか確認が必要だ。
Windows 10 バージョン22H2
ハイライトとしてはセキュリティ問題への対処のみが案内されている。
7月Cリリースでは
- ゲームのプレイ中にタイムアウト検出と回復 (TDR) エラーが発生する問題への対処
- 特定のディスプレイおよびオーディオ デバイスに影響する問題への対処。システムがスリープ状態から復帰するとき、接続を喪失する場合があった。
- 一部の VPN クライアントに影響を与える可能性がある問題への対処
検索アプリを全画面で開いたとき、追加の [スタート] メニューの操作がブロックされ、閉じることができない問題への対処
などの不具合の修正・改善が行われている。
2023年7月 Cリリース
Microsoftが7月25日(日本時間26日)、Windows 11 バージョン21H2およびWindows 10 バージョン22H2にプレビューパッチ(Cリリース)を公開した。Windows 11 バージョン22H2には現時点で配信されていない。
(追記)翌26日(日本時間27日)にWindows 11 バージョン22H2にもプレビューパッチが公開された。(追記ここまで)
Cリリースはセキュリティ関係の修正を含まないオプションの更新プログラムで、月例更新に先駆けテスト配信されるもの。即時に適用する必要はない。
- VPNに影響する問題への対処。VPN がワイヤレス メッシュ ネットワーク上にある場合に、ネットワーク ゲートウェイに対して過剰なアドレス解決プロトコル (ARP) 要求が存在した。このため、ネットワークのパフォーマンスが低下していた。
- 特定のディスプレイおよびオーディオ デバイスに影響する問題への対処。システムがスリープ状態から復帰するとき、接続を喪失する場合があった。
がハイライトとして案内されている。
Windows 10 バージョン 22H2においては、
- ゲームのプレイ中にタイムアウト検出と回復 (TDR) エラーが発生する問題への対処
- 特定のディスプレイおよびオーディオ デバイスに影響する問題への対処。システムがスリープ状態から復帰するとき、接続を喪失する場合があった。
- 一部の VPN クライアントに影響を与える可能性がある問題への対処
- 検索アプリを全画面で開いたとき、追加の [スタート] メニューの操作がブロックされ、閉じることができない問題への対処
がハイライトとして案内されている。
その他、共通する改善としてWindows プッシュ通知サービス (WNS) に影響する問題への対処による通知の信頼性向上やセクタサイズが大きい記憶媒体でBitLockerを使用すると発生するWindowsの障害を引き起こす問題の解決などがアナウンスされている。
(追記)Windows 11 バージョン22H2においては、バージョン21H1と同様のVPNに影響する問題への対処および特定のディスプレイおよびオーディオデバイスに影響する問題の対処の他、
- ディスプレイの輝度の設定がより正確に変更
- 予期しないときにタスクバーから固定が解除されるウィジェットに影響する問題の改善
がハイライトとして案内されている。(追記ここまで)
2023年7月 セキュリティアップデート
マイクロソフトが7月11日(日本時間12日)、サポートが継続しているすべてのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。ユーザーが手動でアップデートをチェックしなくても、Windows Updateなどを介して自動で提供される。
Windows 10およびWindows 11のいずれも先月の非セキュリティプレビュー(Cパッチ)で提供された改善の内容を含む。
Microsoft Officeなどの他のマイクロソフト製品も脆弱性の修正、信頼性向上の月次アップデートがWindows Update経由で配信されている。これらの製品は、ユーザーがWindowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手するオプションを有効にしていないと配信されない。
また、Microsoft EdgeはWindows Updateのリリースサイクルとは別に更新がリリースされている。Edge 94からChromeと同様、通常4週ごとにメジャーリリースが行われている。ただし、緊急性の高いセキュリティアップデートや重要な修正に関しては、メジャーリリースとは別に配信されることがある。
Windows 11 バージョン21H2/22H2
Windows 11 バージョン22H2ではセキュリティ問題への対処の他、
- [スタート]画面での「Microsoft アカウント」通知バッジの展開を拡大
- 「エクスプローラー」におけるローカルファイルの共有の改善。「Microsoft Outlook」連絡先へすばやくメール共有できる
- 日本語を含む複数の言語の「ライブ キャプション」の追加。「ライブ キャプション」はPCで再生されている発話音声にAIで自動生成した字幕をリアルタイムで付与するアクセシビリティ機能
- 再設計されたアプリ内の音声アクセスコマンドのヘルプ ページ、他英語圏向けのアクセスコマンドのサポート追加など
- タスクトレイ ネットワークアイコンにVPN接続状態を示す盾アイコンの追加
- タスクトレイ上の時計に秒まで表示するオプション
- 2要素認証(2FA)コードをすばやくコピーできるコピー ボタンの追加。英語のみ。
- エクスプローラーのコンテキスト メニューにアクセス キーのショートカットが追加
- マルチアプリ キオスク モードの追加。デバイスの管理者が、ユーザーが利用できるアプリと機能を事前に指定して制限できるようにするもの
- タスク マネージャーからのライブ カーネル メモリ ダンプ(LKD)収集の導入
- 「キーボードが接続されていないときにタッチキーボードを表示する」設定の新しいドロップダウンメニューへの置換
- ラップトップあるいは2in1向けのディスプレイの明るさ自動調整の標準サポート。なお、ハードウェアが対応しOEMベンダーが有効にする必要がありすべてのラップトップが対応するものではない
- USB4 ハブとデバイスの設定ページの追加。システムに接続されているUSB4 ハブとデバイスのツリーを表示できるもの
- [設定] > [プライバシーとセキュリティ] > [プレゼンス センシング]にプレゼンス センサーのプライバシー設定が追加
- 設定内の検索のパフォーマンス向上
- [設定] > [マルチタスク]にある最新のタブの数が20個に制限される
- ゲームでポーリングレートの高いマウスを使用するときのスタッタリングが軽減されパフォーマンスが向上
- スクリーンキーボードに影響する問題の改善。ロックした後にキーボードにアクセスできずロック解除ができなくなる場合があった
- ゲームのプレイ中にコンピューターに影響を与える可能性がある問題の解決。タイムアウト検出と回復 (TDR)エラーが発生する可能性があった
- 特定のアプリに影響する問題の対処。ビデオのちらつきが発生することがあった
- エクスプローラーで動作が停止する問題に対処
- 一部のイヤホンで音声の再生が停止する問題に対処
- [スタート]メニューの[推奨]セクションに影響する問題に対処。ローカルファイルを右クリックしても、期待どおりに動作しない場合があった
など大量の機能追加・改善が適用される。Release Preview チャネルでテストされていた「Windows 11 2022 Update」3度目の大型更新が一般環境に展開されるもの。
Windows 11 バージョン21H2ではハイライトとして、セキュリティ問題への対処のみが案内されている。
7月の更新内容としてアナウンスされていないが、Windowsのスタート画面や検索、UWPアプリが開けない問題が6月Cリリースで解消し、今回のBリリースの適用で全環境に適用されることとなる。
Windows 10 バージョン22H2
ハイライトとしてはセキュリティ問題への対処のみが案内されている。現在、既知の問題はドキュメント化されていない。
こちらも7月の更新内容としてアナウンスされていないが、Windowsのスタート画面や検索、UWPアプリが開けない問題が6月Cリリースで解消し、今回のBリリースの適用で全環境に適用されることとなる。
2023年6月 セキュリティアップデート
マイクロソフトが6月13日(日本時間14日)、サポートが継続しているすべてのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。ユーザーが手動でアップデートをチェックしなくても、Windows Updateなどを介して自動で提供される。
Windows 10およびWindows 11のいずれも先月の非セキュリティプレビュー(Cパッチ)で提供された改善の内容を含む。
- Windows 11 バージョン 22H2/23H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン 22H2/23H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- その他
- 8月プレビューパッチでCPUのブルースクリーンを引き起こす問題は解決済み
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H1/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 8.1などの複数の製品が今月でサポート終了
- Windows 11 バージョン21H1/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
Windows 11 バージョン21H2/22H2
Windows 11 バージョン22H2、バージョン21H2ともにハイライトとして、セキュリティ問題への対処が案内されている。
共通する改善として、 大規模なアドレスを認識し、CopyFile APIを使用する32bitアプリに影響する既知の問題への対処、サポートされていないレジストリの使用で発生する互換性の問題への対処、Windows カーネルに影響する既知の問題への対処がアナウンスされている。通常の32bitアプリの制限である2GBの壁を越えるため、IMAGE_FILE_LARGE_ADDRESS_AWAREが設定されているアプリでファイルの保存、コピー、添付時に問題が発生する可能性があった。
Windows 10 バージョン21H2/22H2
Windows 11においてはセキュリティおよびプレビューの更新プログラムが分離されているが、Windows 10 バージョン 21H2/22H2のOSコア部分は共通で、更新プログラムの内容は同一となる。
ハイライトとしてはセキュリティ問題への対処のみが案内されている。現在、既知の問題はドキュメント化されていない。
こちらもCopyFile APIを使用する32bitアプリに影響する既知の問題への対処、Windows カーネルに影響する既知の問題への対処がアナウンスされている。
Microsoft Officeなど
Microsoft EdgeはWindows Updateのリリースサイクルとは別に更新がリリースされている。Edge 94からChromeと同様、通常4週ごとにメジャーリリースが行われている。ただし、緊急性の高いセキュリティアップデートや重要な修正に関しては、メジャーリリースとは別に配信されることがある。
Microsoft Officeなどのマイクロソフト製品も脆弱性の修正、信頼性向上の月次アップデートがWindows Update経由で配信されている。これらの製品は、ユーザーがWindowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手するオプションを有効にしていないと配信されない。
参考/関連リンク
Security Update Guide - Microsoft Security Response Center
Windows 11, version 22H2 known issues and notifications | Microsoft Learn
Microsoft Edge リリース スケジュール | Microsoft Learn
Release notes for Microsoft Office security updates - Office release notes | Microsoft Learn
Memory Limits for Windows and Windows Server Releases - Win32 apps | Microsoft Learn
2023年5月 Cリリース
Microsoftが5月24日(日本時間25日)、Windows 11 バージョン22H2にプレビューパッチ(Cリリース)を公開した。バージョン21H1およびWindows 10 バージョン22H2には23日(24日)に公開済み。
Cリリースはセキュリティ関係の修正を含まないオプションの更新プログラムで、月例更新に先駆けテスト配信されるもの。即時に適用する必要はない。
Windows 11 バージョン22H2におけるハイライトは以下の通り。
- この更新プログラムにより、複数のマイクロソフトアカウントを導入する環境ですべてのOneDrive サブスクリプションのストレージ容量が提供される。また、[設定]アプリの[アカウント]ページに合計ストレージ容量も表示される。
- Bluetooth LE オーディオのサポートが追加される。これにより相互に対応するBluetooth オーディオデバイスを接続した時の品質とバッテリー寿命が改善される。
- 「ナレーター」に影響する問題への対処。スペルミス、削除の変更、コメントなどの単語に対しテキスト属性を正しくアナウンスするように
- 「IE モード」サイトのタブ設定へのアクセスに影響する問題を解決
- 特定のプリンターでWi-Fiに自動接続するとインストールに失敗する問題を解決
- 多機能ラベルプリンターの一部がインストールできない問題を解決
- 特定のプロセッサーを搭載したデバイスでオーディオの再生に失敗する問題を解決
- フランス語/カナダ語 タッチ キーボードのレイアウトが崩れる問題を解決
- タッチキーボードで現在の入力スコープに基づいて正しいレイアウトが表示されない問題の解決
- 中国語と日本語の入力方式エディター(IME)で絵文字パネル (Windows キー + ピリオド (.)) 内での検索に失敗する問題の解決
目玉の新機能であるLE オーディオのサポートにはソフトウェア側の対応だけでなくBluetooth アダプターの5.2以降コア仕様への対応、子機側でもLE オーディオのサポートが必要となる。
Windows 11 バージョン 21H2ではバージョン22H2と同様の「ナレーター」とIEモードのタブ設定へのアクセス、プリンター関連の修正、特定プロセッサでのオーディオ再生失敗問題、タスクバーの検索ボックスの改善がハイライトとしてアナウンスされている。
Windows 10 バージョン 22H2ではWindows 11と同様のプリンター関連の修正に加え、タスクバーの検索ボックスの改善やタッチキーボードが開けなかったりレイアウトが崩れる問題の改善、優先度の高いトースト通知に限り最大3つまで同時に表示する機能が導入された。
2023年5月 セキュリティアップデート
マイクロソフトが5月9日(日本時間10日)、サポートが継続しているすべてのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。ユーザーが手動でアップデートをチェックしなくても、Windows Updateなどを介して自動で提供される。
Windows 10およびWindows 11のいずれも先月の非セキュリティプレビュー(Cパッチ)で提供された改善の内容を含む。
- Windows 11 バージョン 22H2/23H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン 22H2/23H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- その他
- 8月プレビューパッチでCPUのブルースクリーンを引き起こす問題は解決済み
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H1/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 8.1などの複数の製品が今月でサポート終了
- Windows 11 バージョン21H1/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
Windows 11 バージョン21H2/22H2
Windows 11 バージョン22H2、バージョン21H2ともにハイライトとして、セキュリティ問題への対処が案内されている。バージョン22H2では[設定]アプリ内の[Windows Update]ページに新しいトグルコントロールの追加が案内されていて、セキュリティ以外のCリリースや機能追加アップデートが利用可能になった場合優先的に取得するように変更出来る。
共通する改善として、Windows LAPS(Local Administrator Password Solution)の競合状態への対処がアナウンスされている。システムが複数のローカル アカウントを実行している場合に、Local Security Authority Subsystem Service (LSASS) がアプリケーションエラー 0xc0000005を出力して応答を停止する場合があった。
Windows 10 バージョン21H2/22H2
2023年5月9日をもって、
- Windows 10 Enterprise and Education, Version 20H2
- Windows 10 IoT Enterprise, Version 20H2
がモダン ライフサイクル ポリシーに則りサポートが打ち切られる。法人・文教向けなので一般の方は気にする必要なし。
Windows 11においてはセキュリティおよびプレビューの更新プログラムが分離されているが、Windows 10 バージョン 21H2/22H2のOSコア部分は共通で、更新プログラムの内容は同一となる。
ハイライトとしてはセキュリティ問題への対処のみが案内されている。現在、既知の問題はドキュメント化されていない。
こちらもLAPSの競合状態への対処がアナウンスされている。
Microsoft Officeなど
Microsoft EdgeはWindows Updateのリリースサイクルとは別に更新がリリースされている。Edge 94からChromeと同様、通常4週ごとにメジャーリリースが行われている。ただし、緊急性の高いセキュリティアップデートや重要な修正に関しては、メジャーリリースとは別に配信されることがある。
Microsoft Officeなどのマイクロソフト製品も脆弱性の修正、信頼性向上の月次アップデートがWindows Update経由で配信されている。これらの製品は、ユーザーがWindowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手するオプションを有効にしていないと配信されない。
2023年4月 Cリリース
Microsoftが4月25日(日本時間26日)、サポートが継続している全てのWindowsに非セキュリティプレビュー(Cリリース)を公開した。
Cリリースはセキュリティ関係の修正を含まないオプションの更新プログラムで、月例更新に先駆けテスト配信されるもの。即時に適用する必要はない。
- タスクバー上のウィジェットにアニメーションが追加される。マウスオーバーかクリック時、新しいお知らせがある場合に表示される。
- [設定]上の[Windows Update]ページに「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」という新しいトグルコントロールが追加される。オンにすると、セキュリティ以外の最新の更新プログラムと機能強化がデバイスで利用可能になったときに、積極的にダウンロードしインストールを行うようになります。
2023年4月 セキュリティアップデート
マイクロソフトが4月11日(日本時間12日)、サポートが継続しているすべてのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。ユーザーが手動でアップデートをチェックしなくても、Windows Updateなどを介して自動で提供される。
Windows 10およびWindows 11のいずれも先月の非セキュリティプレビュー(Cパッチ)で提供された改善の内容を含む。
- Windows 11 バージョン 22H2/23H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン 22H2/23H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- その他
- 8月プレビューパッチでCPUのブルースクリーンを引き起こす問題は解決済み
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H1/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 8.1などの複数の製品が今月でサポート終了
- Windows 11 バージョン21H1/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
Windows 11 バージョン21H2/22H2
Windows 11 バージョン22H2、バージョン21H2ともにハイライトとして、セキュリティ問題への対処が案内されている。
共通する改善として、新しいWindows LAPS(Local Administrator Password Solution)の組み込みでの実装、互換性問題への対処がアナウンスされている。その他、21H2でアラブ共和国のサマータイムへの対応、キオスク端末のプロファイルに影響する既知の問題への対処が行われた。
Windows 10 バージョン21H2/22H2
2023年3月以降、Windows 10 バージョン 20H2 および Windows 10 バージョン 21H2にはオプションの非セキュリティ プレビュー リリース(Cリリース)は公開されなくなる。これらのバージョンは通常のセキュリティアップデート(Bリリース)のみを受け取ることとなる。
Windows 11においてはセキュリティおよびプレビューの更新プログラムが分離されているが、Windows 10 バージョン 21H2/22H2のOSコア部分は共通で、更新プログラムの内容は同一となる。
ハイライトとしてはセキュリティ問題への対処のみが案内されている。現在、既知の問題はドキュメント化されていない。
こちらもLAPSの実装、アラブ共和国における夏時間への対応、互換性問題への対処、キオスク端末のプロファイルに影響する既知の問題への対処がアナウンスされている。
Microsoft Officeなど
4月11日(日本時間12日)付でOffice 2013のサポート期限が終了します。アプリ自体は今後も機能しますが、深刻で潜在的なセキュリティリスクに晒される可能性があります。
4月11日(日本時間12日)固定 ライフサイクル ポリシーに則りサポート終了
- Access 2013
- Dynamics GP 2013
- Dynamics GP 2013 R2
- Excel 2013
- Exchange Server 2013
- HPC Pack 2012
- HPC Pack 2012 R2
- Lync 2013
- Microsoft Lync Phone Edition
- Microsoft Lync Server 2013
- Microsoft Office 2013
- Microsoft OneNote 2013
- Outlook 2013
- PowerPoint 2013
- Project 2013
- Project Server 2013
- Publisher 2013
- SharePoint Foundation 2013
- SharePoint Server 2013
- Skype for Business 2015
- Visio 2013
- Word 2013
4月12日(日本時間13日)モダンポリシーに則りサポート終了
- Dynamics 365 Business Central on-premises (Modern Policy), 2021 release wave 2, version 19.x
Microsoft EdgeはWindows Updateのリリースサイクルとは別に更新がリリースされている。Edge 94からChromeと同様、通常4週ごとにメジャーリリースが行われている。ただし、緊急性の高いセキュリティアップデートや重要な修正に関しては、メジャーリリースとは別に配信されることがある。
Microsoft Officeなどのマイクロソフト製品も脆弱性の修正、信頼性向上の月次アップデートがWindows Update経由で配信されている。これらの製品は、ユーザーがWindowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手するオプションを有効にしていないと配信されない。
2023年3月 Cリリース
Microsoftが3月21日(日本時間22日)、Windows 10 バージョン22H2/21H2/20H2に非セキュリティプレビューリリース(Cリリース)を公開した。Windows 11 バージョン22H2および21H2にはまだリリースされていない。
(追記)3月28日(日本時間29日)、サポートが継続しているすべてのWindowsでCリリースが公開された。(追記ここまで)
Cリリースはセキュリティ関係の修正を含まないオプションの更新プログラムで、月例更新に先駆けテスト配信されるもの。即時に適用する必要はない。
Windows 11 バージョン22H2:KB5023778
Windows 11 バージョン21H2:KB5023774
Windows 10 バージョン22H2/21H1/20H2:KB5023773
今月のCリリースを最後として、Windows 10 バージョン21H2および20H2へのCリリースの公開は打ち切られる。月例のセキュリティアップデートは今後もサポートが継続している範囲で公開される。
つまり、Windows 10においては公開されている中で最新の年次機能追加アップデートのみがCリリースを受け取ることとなる。
Windows 10 バージョン22H2/21H2/20H2におけるハイライトとして、USBプリンターにおいて発生していたプリンタがマルチメディアデバイスとして認識されてしまう不具合の改善がアナウンスされている。
問題が発生していたプリンタで使用されていたドライバがGDI仕様に完全に準拠していなかったことによるもの。
(追記)Windows 11 バージョン22H2におけるハイライトとして、スタートメニューに以下画像のようなMicrosoft アカウントに関する通知が導入される。現在ABテスト中で今後数ヶ月をかけてより広範囲のユーザーに展開していく予定とのこと。
また、Windowsのテーマにダークモード、アプリのカラーテーマは明るくしている環境でタスクバーの検索ボックスが明るく表示されるようになる。
Windows 11 バージョン21H1におけるハイライトとして、タスクバーの検索ボックスの体験向上が謳われている。検索ボックスに入力するとフライアウトボックスに検索結果が表示されるようになり、設定からタスクバーの検索について変更することも出来る。
共通の不具合修正としてアクセシビリティサービス利用時にPowerPointがクラッシュする問題、Windows 10とも共通するUSBプリンターの問題などが修正されている。(追記ここまで)
2023年3月 セキュリティアップデート
マイクロソフトが3月14日(日本時間15日)、サポートが継続しているすべてのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。ユーザーが手動でアップデートをチェックしなくても、Windows Updateなどを介して自動で提供される。
Windows 10およびWindows 11のいずれも先月の非セキュリティプレビュー(Cパッチ)で提供された改善の内容を含む。
- Windows 11 バージョン 22H2/23H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン 22H2/23H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- その他
- 8月プレビューパッチでCPUのブルースクリーンを引き起こす問題は解決済み
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H1/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 8.1などの複数の製品が今月でサポート終了
- Windows 11 バージョン21H1/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
Windows 11 バージョン21H2/22H2
Windows 11 バージョン22H2、バージョン21H2ともにハイライトとして、セキュリティ問題への対処が案内されている。
また、分散コンポーネント オブジェクト モデル(DCOM)強化のフェーズ3を実装、コンピューターアカウントとActive Directoryに影響する問題への対処が改善としてアナウンスされている。
2月のCリリースはWindows 11 バージョン 22H2の2度目の大型アップデートが発表され、今月のセキュリティアップデートに含まれている。比較的大規模なアップデートとなりタスクバーやウィジェットなどのガワ(シェル)部分にも手が入っている。
このため、サードパーティ製のUI変更アプリが導入されている一部の環境でデバイスが起動不可能となる問題が報告されていた。「ExplorerPatcher」や「StartAllBack」といったアプリが具体的に名前を挙げられているが、他のUI変更アプリも同様の問題を引き起こす可能性はある。
万全を期すためにこのようなUI変更アプリを導入している心当たりがある場合はアンインストールしておくべきだ。
既知の問題から削除されていないようだが、Windows 11 バージョン22H2で発生していたSMBを介した巨大ファイルのコピーのパフォーマンスが低下する問題は2月CリリースのKB5022913で解決済み。BリリースのKB5023706の導入でも解決されるはずである。
Windows 10 バージョン21H2/22H2
2023年3月以降、Windows 10 バージョン 20H2 および Windows 10 バージョン 21H2にはオプションの非セキュリティ プレビュー リリース(Cリリース)は公開されなくなる。これらのバージョンは通常のセキュリティアップデート(Bリリース)のみを受け取ることとなる。
つまり、リリースされている中で最新バージョンのWindows 10以外はセキュリティアップデートのみが行われるようになる。
Windows 11においてはセキュリティおよびプレビューの更新プログラムが分離されているが、Windows 10 バージョン 21H2/22H2のOSコア部分は共通で、更新プログラムの内容は同一となる。
ハイライトとしてはセキュリティ問題への対処のみが案内されている。現在、既知の問題はドキュメント化されていない。
こちらも分散コンポーネント オブジェクト モデル(DCOM)強化のフェーズ3を実装、コンピューターアカウントとActive Directoryに影響する問題への対処が改善としてアナウンスされている。
Microsoft Officeなど
Microsoft EdgeはWindows Updateのリリースサイクルとは別に更新がリリースされている。Edge 94からChromeと同様、通常4週ごとにメジャーリリースが行われている。ただし、緊急性の高いセキュリティアップデートや重要な修正に関しては、メジャーリリースとは別に配信されることがある。
Microsoft Officeなどのマイクロソフト製品も脆弱性の修正、信頼性向上の月次アップデートがWindows Update経由で配信されている。これらの製品は、ユーザーがWindowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手するオプションを有効にしていないと配信されない。
2023年2月 Cリリース
Microsoftが2月21日(日本時間22日)、Windows 11 バージョン21H2およびWindows 10 バージョン21H1/22H2に非セキュリティプレビューリリース(Cパッチ)をリリースした。Windows 11 バージョン22H2およびWindows Server 2022へはまだリリースされていない。
Cパッチはセキュリティ関係の修正を含まないオプションの更新プログラムで、月例更新に先駆けテスト配信されるもの。即時に適用する必要はない。
(追記)2月28日(日本時間3月1日)、Windows 11 バージョン22H2にもCパッチがリリースされた。(追記ここまで)
Windows 11 バージョン21H2におけるアップデートのハイライトとして、
- 顔認識の高度な自動学習機能を追加
- カラーフィルター設定に影響する問題を解決
- IE モードに影響する問題に対処
がアナウンスされている。
- タスクバー上の検索ボックスの体験向上。新しいbingへのアクセスが高速になる。
- サポートされているニューラルプロセッシングユニット(NPU)を搭載したデバイスでタスクバーのクイック設定からWindows Studio エフェクトに直接アクセス出来るようになる。NPUを利用した高速で低負荷のぼかしやノイズキャンセルなどの設定が行える。
- タブレットとして利用可能な2in1デバイス向けにタッチ操作に最適化されたタスクバーの導入。
- タスクマネージャの機能強化。タスクのフィルタリング機能の追加やシステムとは分離したカラーテーマの実装など。
2023年2月 セキュリティアップデート
Microsoftが2月14日(日本時間15日)、サポートが継続しているすべてのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。ユーザーが手動でアップデートをチェックしなくても、Windows Updateなどを介して自動で提供される。
Windows 10およびWindows 11のいずれも先月の非セキュリティプレビュー(Cパッチ)で提供された改善の内容を含む。
Windows 8.1のサポートが1月に終了しているがWindows Server 2012 R2は2023年10月10日まで継続する。
- Windows 11 バージョン 22H2/23H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン 22H2/23H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- その他
- 8月プレビューパッチでCPUのブルースクリーンを引き起こす問題は解決済み
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H1/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 8.1などの複数の製品が今月でサポート終了
- Windows 11 バージョン21H1/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
Windows 11 バージョン21H1/22H2
Windows 11 バージョン22H2、バージョン21H2ともにハイライトとして、セキュリティ問題への対処が案内されている。
1月Cリリースで公開された、
- マウスとキーボードを同時に使用すると、アプリケーションが応答しなくなる問題への対処
- ファイルの内容に基づいてファイルを検索できないという問題への対処
などが含まれる。
新規の既知の問題、改善した既知の問題のアナウンスはともに無い。
Windows 10 バージョン21H2/22H2
Windows 11においてはセキュリティおよびプレビューの更新プログラムが分離されているが、Windows 10 バージョン 21H2/22H2のOSコア部分は共通で、更新プログラムの内容は同一となる。
ハイライトとしてはセキュリティ問題への対処のみが案内されている。特定のIoTデバイスで音声出力が失われる問題への対処がアナウンスされている。
Microsoft Officeなど
Microsoft EdgeはWindows Updateのリリースサイクルとは別に更新がリリースされている。Edge 94からChromeと同様、通常4週ごとにメジャーリリースが行われている。ただし、緊急性の高いセキュリティアップデートや重要な修正に関しては、メジャーリリースとは別に配信されることがある。
Microsoft Officeなどのマイクロソフト製品も脆弱性の修正、信頼性向上の月次アップデートがWindows Update経由で配信されている。これらの製品は、ユーザーがWindowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手するオプションを有効にしていないと配信されない。
2023年1月 Cリリース
Microsoftが1月19日(日本時間20日)、Windows 11 バージョン21H2およびWindows 10 バージョン21H1/22H2に非セキュリティプレビューリリース(Cパッチ)をリリースした。Windows 11 バージョン22H2およびWindows Server 2022へはまだリリースされていない。
Cパッチはセキュリティ関係の修正を含まないオプションの更新プログラムで、月例更新に先駆けテスト配信されるもの。即時に適用する必要はない。
(追記)1月26日(日本時間27日)、Windows 11 バージョン22H2で非セキュリティプレビューが利用可能となった。(追記ここまで)
Windows 11 バージョン21H2:KB5019274
Windows 10 バージョン21H2/22H2:KB5019275
2023年1月 セキュリティアップデート
Microsoftが1月10日(日本時間11日)、サポートが継続しているすべてのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。ユーザーが手動でアップデートをチェックしなくても、Windows Updateなどを介して自動で提供される。
先月はホリデーの休暇でWindows 10およびWindows 11への非セキュリティプレビュー(Cパッチ)のリリースはなし。
Windows 11 バージョン21H2:KB5022287
Windows 10 バージョン21H2/22H2:KB5022282
Windows 8.1 / Windows Server 2012 R2 マンスリー ロールアップ:KB5022352
Windows 8.1 / Windows Server 2012 R2 セキュリティのみ:KB5022346
Windows Server 2022:KB5022291
Windows Server 2019:KB5022286
Windows Server 2016:KB5022289
Windows Server 2012 マンスリー ロールアップ:KB5022348
Windows Server 2012 セキュリティのみ:KB5022343
- Windows 11 バージョン 22H2/23H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン 22H2/23H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- その他
- 8月プレビューパッチでCPUのブルースクリーンを引き起こす問題は解決済み
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン22H2
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H2/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 11 バージョン21H1/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
- Windows 8.1などの複数の製品が今月でサポート終了
- Windows 11 バージョン21H1/22H2
- Windows 10 バージョン21H2/22H2
- Microsoft Officeなど
Windows 8.1などの複数の製品が今月でサポート終了
固定 ライフサイクル ポリシーに則り、2023年1月10日(現地時間)に以下の製品群でサポートが終了する。具体的には、Visual Studio 2012やWindows 8.1、Windows 7の延長サポートが打ち切られている。Windows Server 2012 R2は、Datacenter、Essentials、Embedded Systems、Foundation、および Standardのサポートが 2023年10月10日に終了する。
- Dynamics AX 2012 R3
- Dynamics NAV 2013
- Dynamics NAV 2013 R2
- Internet Information Services (IIS), IIS 8.5 on Windows 8.1
- Microsoft Diagnostics and Recovery Toolset 8.0
- Microsoft Report Viewer 2012 Runtime
- Microsoft Report Viewer Redistributable 2012
- Service Bus for Windows Server
- User Experience Virtualization (UE-V) 1.0
- Visual Studio 2012
- Visual Studio Team Foundation Server 2012
- Windows 7, Extended Security Update Year 3
- Windows 8.1
- Windows Defender For Windows 8 and 8.1
- Windows Embedded 8.1 Pro
- Windows RT
- Windows Server 2008, Extended Security Update Year 3
- Windows Server 2008 R2, Extended Security Update Year 3
- Workflow Manager 1.0
Windows 11 バージョン21H1/22H2
Windows 11 バージョン22H2、バージョン21H2ともにハイライトとして、セキュリティ問題への対処が案内されている。共通する改善として、
- 管理者権限を持たないユーザーが管理者のみが実行可能な操作を実行できる可能性があったローカル セッション マネージャー (LSM)に影響する問題への対処
- Microsoft Open Database Connectivity (ODBC) SQL Server Driver ( sqlsrv32.dll ) を使用してデータベースに接続するアプリに影響する既知の問題への対処
がアナウンスされている。その他、バージョン21H1では一部のデバイスの起動時にブルースクリーン(0xc000021a)エラーが発生する問題への対処が行われた。
バージョン22H2で発生している大容量ファイル コピーに想定より時間がかかる問題はまだ修正されていないよう。
Windows 10 バージョン21H2/22H2
Windows 11においてはセキュリティおよびプレビューの更新プログラムが分離されているが、Windows 10 バージョン 21H2/22H2のOSコア部分は共通で、更新プログラムの内容は同一となる。
ハイライトとしてはセキュリティ問題への対処のみが案内されている。Windows 11同様、LSMに影響する問題への対処、sqlsrv32.dllを使用してデータベースにアクセスするアプリへ影響する問題への対処、一部のデバイスの起動時にブルースクリーン(0xc000021a)エラーが発生する問題への対処がアナウンスされている。
Microsoft Officeなど
Microsoft EdgeはWindows Updateのリリースサイクルとは別に更新がリリースされている。Edge 94からChromeと同様、通常4週ごとにメジャーリリースが行われている。ただし、緊急性の高いセキュリティアップデートや重要な修正に関しては、メジャーリリースとは別に配信されることがある。
メジャーリリースのリリーススケジュールはMicrosoftがドキュメントを公開している。1月は12日の週にStableバージョンのリリース予定あり。
Microsoft Officeなどのマイクロソフト製品も脆弱性の修正、信頼性向上の月次アップデートがWindows Update経由で配信されている。これらの製品は、ユーザーがWindowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手するオプションを有効にしていないと配信されない。
参考/関連リンク
Security Update Guide - Microsoft Security Response Center
Windows 11, version 21H2 known issues and notifications | Microsoft Learn
Microsoft Edge リリース スケジュール | Microsoft Learn
Release notes for Microsoft Office security updates - Office release notes | Microsoft Learn
Products Ending Support for 2023 - Microsoft Lifecycle | Microsoft Learn