Google ストアの下取りプログラムを活用する

※当サイトは収益化の手段としてGoogle AdsenseやAmazon アソシエイトなどの各種アフィリエイト広告を利用しています。

※後日、実際に下取りプログラムを利用してみました。

hikkie.hatenablog.jp

アイキャッチ

Google ストアの下取りプログラム解説ページより。

Google ストアにおいて、2021年8月18日から端末購入時の端末下取りプログラムが提供開始されています。

下取り可能としているメーカー

Google ストアの下取りプログラム解説ページより。

Google ストアの下取りプログラムは、Google ストアでPixel スマートフォンを購入する際に、Google Pixelだけでなく、AppleやサードパーティベンダのAndroid端末を下取りしてもらうことで、下取り機種や状態に応じた査定額を、払い戻しとして還元される端末の下取りサービス。実際のサービスはGoogleのパートナー企業、PCS Wirelessが提供する。

Google ストアの下取りプログラムは、米国などの他地域では数年前から開始されていましたが、日本国内ではこれまで提供されてきませんでした。Pixel 5aや久しぶりのフラッグシップスマートフォンであるPixel 6の発売を控えて、ユーザーの購入負担軽減策として導入されたのだろう。

実際に下取りプログラムを利用する場合、Google ストアで端末購入時に下取りの申し込みを行います。その後、Googleから送料前払い済みの下取りキットが送付されてくるので、古い端末の初期化処理などを行って工場出荷状態に戻し、下取りキットに梱包してユーザーが発送を行う。古い端末がPCS Wirelesに届いたあと、査定が行われ、確定した査定額を払い戻しとして受けとることができる…という流れ。

下取りプログラム申し込み時に、事前見積りを受けることは出来るが、当然見積=払い戻し額ではなく、あくまでも払い戻し額は査定後に確定する。

下取りプログラムの利用時に注意すべきこと

下取りプログラムを利用するには注意しないといけない点がいくつかある。
まず、査定が終了するまでの期間が3~4週間とかなりの日数がかかること。街中のそこら中にある中古屋ならば即日現金化できるだろうから、この点は気になるひとがいるかもしれない。

また、下取りの申し込み時に行う見積もりは画面の点灯、割れや傷がないかしか確認されないきわめてアバウトなものだが、実際の査定時にはバッテリーヘルスやディスプレイの焼付き、輝度落ちなどのユーザーからは確認しづらい寿命部品の劣化状態も審査され、査定額は減額される。

対象端末 シャープ
対象端末 ソニー
対象端末は限定的。

それと、再販事業者が国内の企業ではないためか、下取りの対象端末はGoogleのPixelシリーズは当然として、iPhoneやGalaxyは対象端末が豊富なものの国内(だけ)で人気のあるAQUOSやXperiaといったブランドのデバイスは対象が限定的だ。そもそも富士通や京セラは名前すら出てこない。下取りに出せるとされているスマートフォンメーカーの名前は見知った顔ぶれだが、実際にはほとんどのメーカーが選択肢に出てこなかった。日本国内におけるAndroidマーケットシェアを考えると、他社Android製品からの乗り換え時に利用が出来ない可能性はかなり高い。

Pixel 3aで見積もり価格を確認してみる

下取り端末の選択
見積もりの表示

 

注文確認メール
下取りの手順を指示するメール
Google ストアからのメール。

一番注意すべきなのはやっぱり下取り価格が本当に得かどうかだろう。実際にGoogle ストアの見積もりを確認してみよう。Pixel 5a購入時にPixel 3aの下取りを申し込むと、見積もりが¥10,113と表示された。ここから、75%を下回ると買取自体をしないということなので、とりあえず7600円くらいで売却できると考えてみる。メルカリとかヤフオクとか、各種通信買取系サイトをネットサーフィンしてみる限り、あからさまに買い叩かれている感じではない。僕のPixel 3aは昔、ドコモが年度末の投げ売りをやっていた時に購入したもので、たしか購入時の価格が2万4000円くらいだったはずだ。購入時価格の30%ほどが返ってくると考えればそんなに悪くない話だ。

ちなみに、Pixel 5aの到着予定日は8/28~29となっていました。

下取りプログラムの良いところ

まず、下取りを申し込むのはタダであること。申し込んだあとに下取りが不要になっても、端末を発送さえしなければキャンセルとなり、ペナルティの規定はないようだ。

また、充電器やケーブルといった付属物、パッケージの同梱は必要なく、スマートフォン単独での買取を行うということ。リセールを考えて付属物やパッケージを後生大事に取っておく人はそれなりにいると思うが(僕自身もそうだ)、Google ストアでPixelスマートフォンを買い替え、下取りプログラムの利用を続けていくならば、パッケージの保管に場所を取られる必要はなくなったというわけだ。

それから、下取りキットの発送時以外は非対面・オンラインで下取りを進められること。これも、with コロナの時代には重要な要素だろう。

とりあえず申し込んでみよう

購入時に申し込みして発送キット送ってもらう分にはタダだし、端末の引っ越しが終わってから中古屋に持ち込んで見積もりを出してもらうなり、メルカリなどの再販経路で相場を確認するなり、それから考えてみてもいいんじゃないでしょうか。

下取り見積もり額の有効期間は14 日間となっていて、新しいスマートフォンを受け取ってから14日以内に下取り対象のスマートフォンが再販事業者のもとに到着していない場合、見積もり額は変更(ようするに減額になるのだろう)されるとのこと。

余談

TwitterにPCS Wireless ジャパン LLCを名乗るアカウントが存在する。公認マークがなく、2018年に一度つぶやいたきり、まったくTweetを行っていない。公式サイトの表記を信じるならば日本にも営業所は存在するようだが…。

参考・関連リンク

Google Pixel スマートフォンの下取りプログラム - Google ストア

PCS Wireless | Powering the mobile secondary market since 2001

PCS Wireless ジャパン LLC (@pcswirelessjpn) | Twitter

管理人のおすすめ記事

hikkie.hatenablog.jp