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Google ストアの下取りプログラムを実際に利用してみた(9/12追記:払い戻しされ下取り手続きが終了)

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Googleストア 下取りプログラムを実際に利用

Pixel 5a (5G)購入時に、Pixel 3aの下取りを依頼しました。この時の見積もりが¥10,113。

Pixel 5aの発送が8月25日で、実際に届いたのが正式発売日の26日。下取り用キットの発送は27日で、28日に本人限定郵便受取通知がポストに投函されていました。

本人限定受取郵便の通知

配達の依頼はウェブでも電話受付でも出来ます。受け取り通知に記載されているQRコードを利用してウェブで配達依頼するのが一番楽そうかな。

下取りの見積額は購入製品受領後の14日間有効とのことで、実際には14日を過ぎる前に下取りプログラムのサービスを提供する事業者であるPCS Wirelesの営業所が受け取りを済ませている必要があります。利用者の住む地域とかスムーズに本人限定受け取り郵便を受け取れるかの事情によっては、日数的な余裕がかなり厳しくなる可能性がありそうです。

送られてきた下取りキット

送られてきた下取りキット
下取りキットの中身
内容物

下取りキットの中身は3つだけです。住所と着払いラベルのシール、下取り手順のガイドパンフレット、封印用シールのみ。

端末の初期化

梱包キットで梱包する前に、古い端末の初期化処理を自分で行う必要があります。初期化処理の手順はガイドが梱包キットに同梱されています。

Pixel スマートフォンの場合は設定を立ち上げ、システム→リセット オプション→すべてのデータを消去(出荷時リセット)で初期化処理を行えます。

おサイフケータイのリセット

下取り手順ガイドに記載がないことから、この下取りプログラムでは不要なのではないかと思われますが、通常、Androidスマートフォンでおサイフケータイを利用している場合は、初期化処理を行う前におサイフケータイアプリを立ち上げ、残高の引継ぎ処理を行ったり、かざすフォルダの中身を消去する必要があります。

もしもおサイフケータイの消去を行わずに端末リセットを行ってしまうと、ユーザー操作でおサイフケータイのデータを消去することが出来なくなってしまいます。ドコモなどのキャリア端末の場合はキャリア店頭に設置してある機械でデータの消去処理を行えますが、SIMフリーのAndroid スマートフォンやPixel スマートフォンの場合、基本的にメーカー差し戻しかつ有料で消去処理を行ってもらう形になるはずですから、注意が必要です。

梱包

ポケット

箱のポケットに初期化したスマートフォンを入れる

梱包作業2

すっきり納まります。下取りプログラムの解説ページにUSB充電器やケーブルもいらないなら入れていいよって書いてあったけど、たぶん入らない。

梱包作業3

箱上面に着払い伝票を貼って梱包作業は完了です。

梱包作業は簡単です。実際のところ、初期化処理を済ませたスマートフォン本体を箱についているポケットに入れたら付属のシールで箱を封緘し、住所と着払いラベルを貼り付けるだけです。ガイドの説明では「箱の上部に住所ラベルを貼り、その下に着払いラベルを貼ります。」と住所ラベルと着払いラベルが分割されているような表記となっていますが、実際は一体のシールでした。

発送は郵便局か郵便ポストにて

発送処理は郵便局窓口に持ち込むか、郵便ポスト投函で良いとのこと。僕はポスト投函にしました。ゆうパケット扱いなので集荷には対応していないようです。まあ、ポスト投函できるんだから需要がないということなのかな。

後は査定を待つだけ

査定はディスプレイやバッテリーの劣化状況なども精査して行われます。OLED(有機EL)ディスプレイやリチウムイオンバッテリーは使えば使うほど劣化する寿命製品なので、当初の見積もりよりは減額されると思っていたほうが良いと思います。

ほぼほぼオンライン・非対面で下取りの手続きが出来るのでwith コロナの時代にはよい下取りプログラムだと思います。誰かと会話する必要があったのは本人限定郵便の受け取り時、身分証の確認とサインを要求された時だけだったので、僕のような出不精・人嫌いの人間にもありがたいですね。

下取り手順のガイドパンフレットは本当に最低限のことしか書いてないので、QRコードとかでYouTubeにでも誘導して動画の案内とかもあったほうがいいんじゃないかなと思いました。おサイフケータイ周りの初期化についても、必要ないなら必要ないでその旨の記載があったほうがユーザーが混乱しないと思います。

実際の査定額が判明し、払い戻しが行われるのは3〜4週間ほど後となっています。

下取り審査の開始(9/2 追記)

下取り審査の開始

9/2に、Google StoreからPCS Wirelessが下取り対象のスマートフォンを受け取ったよ、というメールが届きました。メールの記載を見ると、下取り査定は3~4営業日以内に完了するとのこと。ちなみに、ポスト投函を行ったのが8/30の夜です。今日は木曜日なので査定が完了するのは週明けくらいでしょうか…。(追記ここまで)

査定が終了して払戻し額が確定(9/10 追記)

下取りによる払い戻し
下取りの詳細

9/10に、Google Storeから「下取りによる払い戻し- PCS Wireless でのスマートフォンの査定が完了しました 」というメールが届きました。週明け予想よりだいぶ遅くなりましたね。

メールには当初の見積額以上の金額、と記載されてましたが「詳細を表示」から下取りの詳細ページへ飛ぶとどうやら当初の見積もりと同額の¥10,113が払い戻しされるよう。ケースの取りつけ跡がうっすら残ってたのと、それなりにOLEDが輝度落ちしていたと思うのですが、あまり審査は厳しくないのでしょうか。

あちこち査定して回った訳ではないですが、その辺のゲオとか古市とか、メルカリとかのフリマアプリで中古品扱いで売るよりちょっとだけお得かな。

(フリマアプリは運営の手数料と送料負担そこそこ重いですし、スマートフォンのような機能が複雑な製品は購入者とのトラブルが発生しがちなので、個人的にはあんまりオススメしづらい。)

本体のみ下取りに出してACアダプタだけ他所で売るとかのが一番うまみはあるのかな。普通そこまでやらないですけどね。

ちなみに、まだ払い戻しの額面が確定しただけで実際に払い戻しがされた訳ではありません。僕は一括で購入したので3-12営業日以内に払い戻しが行われるそう。分割支払いの場合は残債の支払いが減額される。

(追記ここまで)

実際に払い戻しされた・下取りプログラムの感想(9/12 追記)

払い戻し

最終的に9/12の早朝、実際に払い戻しされているのを確認できました。
決済はクレジットではなく、KyashのVISAプリペイドカードを利用したので、払い戻しはKyashの残高にされています。

▼関連記事

Google ストアでプリペイドやデビットカードを利用するのは注意が必要かも

ここまで、Pixel 5a (5G)が届いてからだと18日間、下取りキットを発送してからだと14日間かかってますね。実際には、下取りキット届いてからも他所と価格比較しようとその辺の買取ショップに持ち込んだりして2日ほど時間を潰しているのでもっと短く済みそうです。

Googleのヘルプページだとデバイスを送ってから3 - 4週間かかると書かれてましたけど、それよりだいぶ早いです。ただ、払い戻し処理は利用してるクレジット会社側の事務処理もあるでしょうから最終的な払い戻しのタイミングは人によってばらつきがありそうですね。

  • ほぼ非対面・オンラインで下取り作業が進む
  • 思ったより下取り価格は高かった(審査がゆるかった)
  • 初期化処理時におサイフケータイ消す作業がいらない(たぶん)

と、他のリセラーに持ち込むよりは手軽に、古いスマートフォンを処理できるのではないでしょうか。Google ストアでPixel スマートフォンを購入するついでに古いスマートフォンを処分したいなら割とオススメ出来ると思います。下取りプログラムの対象機種であるなら、という前提条件がありますが。

参考・関連リンク

Google Pixel スマートフォンの下取りプログラム - Google ストア

新規注文に関するよくある質問 - Google ストア ヘルプ