日本時間10/04 11:00に開催されたハードウェア・サービス発表イベントの「Made by Google」で、同日ロールアウトすることが発表されていたPixel Buds Proの大型アップデートが実際に公開されているようだ。
Made by Googleでは同時に「Bay」と「Porcelain」の2色の新カラー展開も発表されている。
母機を選ばない新機能
オンにしておくとPixel Buds Proがユーザーの会話始めを検知し、音楽を一時停止して外部音取り込みモードになり、会話がしやすくなる機能が実装される。会話が終わると音楽は再開され、アクティブノイズキャンセリングもオンに戻る。
Pixel Budsアプリで、一定期間にイヤホンを使っていたときの音量と、音量調整についてのアドバイスが表示される「ヒアリング ウェルネス」機能も実装された。
これらの機能の利用にはPixel Buds アプリの導入が必要となるものの古いGoogle Pixel シリーズや他社のAndroid スマートフォンでも利用可能となる。
(現状では)Pixel 8 および 8 Pro限定の機能
Bluetoothスーパーワイドバンドへの対応。音声の帯域幅が2倍になり、通話音声が向上する。また、Pixelのノイズリダクション(クリア音声)にも対応し、通話相手の周囲の雑音も軽減される。
こちらは母機側にデュアルBluetooth アンテナを必要とするハードウェア依存の機能のようで、現状ではPixel 8および8 Pro以外には対応しないとのこと。
より低遅延なゲーミングモードの追加もアナウンスされているが、これもPixel 8 および8 Pro限定の機能とのこと。対応しているゲームを起動したとき、自動的に切り替えられるものでユーザー操作は不可能。
その他、Chromebook向けのPixel Buds アプリもリリースされる。