高耐久仕様を謳うASUSのChromebook Detachable CZ1(CZ1000)がAmazon.co.jpで限定販売される。9月24日、予約が開始された。
販売価格は49800円。500台限定で20,000円引きになるクーポンが配布されているようだ。出荷開始日は10月1日(金)となっている。
主な仕様
Chromebook Detachable CZ1は、ディスプレイとキーボードを分離できるデタッチャブルスタイルの2in1 Chromebook。
ディスプレイサイズが10.1インチ(1,920×1,200)、SoCがMediaTek Kompanio 500 MT8183、メモリ4GB、ストレージ 128GB eMMC。192万画素インカメラ・800万画素アウトカメラを備える。キーボードは日本語配列。バッテリー動作時間は約11.5時間で、スタイラスペンが付属している。
米国軍用規格MIL-STD-810H準拠のテストをクリアした高耐久仕様で、落下時の衝撃を和らげるというラバー加工が施されているほか、傷や指紋が目立たないディンプル仕上げが採用されている。
MediaTek Kompanio 500はMT8183のリネーム
これまでMediaTekはChromebook向けSoCには型番の末尾にCを割り振って、Android スマートフォンやタブレット向けと区別していた。7月末ぐらいに、こういった命名法則は取りやめになったようで、今現在はKompanio(コンパニオ)というブランドネームを割り振るようになった。Kompanio 500はMT8183と同一のSoCで、性能も旧機種のそれから向上している訳ではないので注意が必要だ。
MT8183はKindle Fire HD 10(2019および2021)で採用されている他、ASUSのデタッチャブル2in1スタイルの旧機種、CM3とも共通だ。
ASUS Chromebook Detacble CM3との比較
CM3 - CZ1
MT8183 - Kompanio 500(MT8183) 同等
RAM 4GB - RAM 4GB 同等
ストレージ eMMC 64GB or 128GB - eMMC 128GB 同等あるいは上回る
10.5インチディスプレイ - 10.1インチディスプレイ 少しだけ小さい
Mill-STD(耐久) 非準拠 - 準拠 上回る
その他、CM3ではスタンドカバーが縦置きに対応していたが、CZ1では横置きのみとなっている。だが、僕のCM3のスタンドカバーはあっという間に壊れている。こちらは高耐久を謳っているのだし(ミルスペック対応はあくまで本体だけの話だけど)、耐久性もまともになっているかもしれない。
スタイラスペンは外観を見るに同じもののようだ。これは、コツコツ音が酷いので簡単なメモ書き用途以外には厳しいと思う。
参考・関連リンク
MediaTek | MediaTek Kompanio Chromebooks
あわせて読みたい: