Windows10 v2004/20H2/21H1にオプションの更新プログラム (KB5005101)

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Microsoftが米国時間で9月1日、Windows10 v2004/20H2/21H1に対し、2021年8月のプレビュー版更新プログラムをリリースした。これらのバージョンはOSのコアが共通なのでパッチも共通となる。

セキュリティ関係の修正を含まないオプションの更新プログラムであり、月例更新に先駆けテスト配信されるものなので、必要がなければ適用する必要はない。

今月(8月)は月例セキュリティアップデート以外だとARM64向けの互換性修正プログラムがMicrosoft Update カタログで提供されている。

一般向けのサポートは終了しているが、法人/組織向けサポートが続いている1809/1909でもオプションの更新プログラムが先行してリリースされている。

OS標準の映画 & テレビアプリで一部のビデオ(.mp4ファイル)が再生できない問題の修正
Windows Updateを行うと、OneDriveの同期対象が既知のフォルダ(デスクトップやドキュメントなどの初期設定状態のフォルダ)のみにリセットされる問題の修正

緊急性の高い広範のユーザーを対象とした定例外アップデートはなし。

Bluetooth ヘッドセットがまれに音声通話でのみ機能する不具合の修正
日本語の再変換をキャンセルすると、間違ったふりがなが割り当てられる不具合の修正
Windows Updateを行うと、Microsoft OneDriveの同期が既知のフォルダーのみにリセットされる不具合の修正
デバイスに特定のサードパーティ製オーディオドライバーがある場合、USB接続のオーディオヘッドセットが機能しない不具合の修正
画像をリサイズしたときにちらついたり、線状ノイズが乗る問題の修正
テキストボックスをOffice 365アプリにコピーして貼り付ける際の不具合の修正。IMEを使用しているとき、テキストボックスにテキストを挿入することが出来ない。
タッチ入力でジェスチャーを使用するとデバイスが機能しなくなる問題の修正
ハイバネーション(休止状態)後に外部モニターの表示が真っ黒になる問題の修正。この問題は外部モニターが特定のハードウェアインターフェイスを使用してドッキングステーションに接続している場合に発生する可能性がある。
HDRモニタでSDRコンテンツの明るさがリセットされる不具合の修正。デバイスを再起動するか、デバイスにリモートで再接続した後に発生する。