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《2022年》Microsoft製品のセキュリティアップデートリリーススケジュールとWindowsの大型アップデートサイクル

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Windows

注意:予定は変更になる可能性があります。

毎月リリースされる品質アップデート

MicrosoftはIT管理者やユーザーが計画的にシステムを更新できるよう、自社製品のセキュリティ更新プログラムを米国太平洋標準時間の毎月第二火曜日に定期リリースしている。

パッチチューズデーとか、Bリリースとか言われるのだが、日本では時差の関係でその翌日、基本的に毎月の第二水曜日のことになる。ただ、今年は6月に日本のカレンダーでは第三水曜日に公開される。

2022年の月例セキュリティアップデート公開日(日本時間)
2022年1月:1月12日
2022年2月:2月9日
2022年3月:3月9日
2022年4月:4月13日
2022年5月:5月11日
2022年6月:6月15日
2022年7月:7月13日
2022年8月:8月10日
2022年9月:9月14日
2022年10月:10月12日
2022年11月:11月9日
2022年12月:12月14日 (Windows 10 バージョン21H1のサポート終了)


これに加えて、月例セキュリティアップデートリリースの翌週から月末にかけてプレビュー提供される品質アップデートが存在します。

Cリリースとかプレビューパッチとか言われるもので、来月の月例セキュリティアップデートに含まれるセキュリティ以外の機能改善、不具合の修正などをテストするためのものです。セキュリティ関係の修正は含まれていないオプションの更新プログラムとして提供され、必ず適用する必要はありません。実用上何も問題が発生していないならむしろ適用しないほうがトラブルは避けられるかも。

Cリリースは基本的にユーザーがWindows Update画面を開いて、更新を確認しない限り自動更新も行われません。Windows10のバージョンによっては提供日がズレこんだり、一応今でもサポートが継続しているWindows 8.1ではそもそも提供されていません。年末などはMicrosoftの開発者たちもお休みが欲しいので、Cリリースはお休みになることもあります。

(11/9追記)今年も12月のCリリースは行われないことがアナウンスされました。(追記ここまで)

さらに、緊急を要する不具合や脆弱性の場合は、定例外のアップデートが提供される場合があります。OOBアップデートとか、帯域外アップデートとか言われることもあります。

1年に1回になった大型アップデート

昨年の2021年11月16日にアナウンスされたことだが、Windows 10の機能アップデートのリリースサイクルは半期ごと=年に2回から、年に1回へと変更された。

これはWindows 11のリリースサイクルに合わせた変更で、Windows 10/11ともに大型アップデートは年の後半にリリースされる。Home/Proエディションは18ヶ月、Enterprise/Educationエディションは30ヶ月サポートされることは過去の年後半リリースのアップデートから変わっていない。

バージョン20H2のHome、Pro、Pro Education、Pro for Workstationsエディション、バージョン1909のEnterprise、Education、IoT Enterpriseエディションのサポートが2022年5月10日のアップデート配信を最後に打ち切られた。

参考・関連リンク

セキュリティ更新プログラム リリース スケジュール (2022 年) – Microsoft Security Response Center

Windows quality updates primer - Microsoft Tech Community

Windows 10 Home and Pro - Microsoft Lifecycle | Microsoft Docs